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鳴戸親方、急死

元横綱、隆の里の鳴戸親方が急死したそうですね。 59歳、弟子への暴行疑惑の最中でした。 横綱経験者は大関以下までの元力士にくらべて、格段に平均寿命が短いと聞きます。 それだけ強いプレッシャーとストレスがあるのでしょうね。 勝って当たり前で負けたらニュースになるのですから、やれませんねぇ。 隆の里、横綱昇進が30歳と遅かったため、横綱在位は短かったですが、1年くらい、千代の富士と壮絶な優勝争いを繰り広げましたね。【横綱伝】 隆の里 俊英  色が白くて肩の筋肉が盛り上がった美しいお相撲さんでした。 当時相撲界ではタブーとされていた筋力トレーニングを取り入れたことでも知られています。 ポパイなんて言われていましたね 圧倒的に強い相撲をとるかと思うと、土俵際での粘りがなく、呆気なく土俵を割ったりして、ブーイングを受けることもしばしばでした。 糖尿病に泣かされ、出世の遅かった横綱。 当時の人気番組にあやかって、おしん横綱なんて呼ばれていましたっけ。 隆の里関です。 人の致死率は100%。 世の中に死なない人はいないわけですが、これから相撲協会を背負ってたつはずだった59歳の元横綱の死は、切ないで...
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世界戦

昨日はボクシングの世界タイトル・マッチが二試合行われ、二試合とも日本人選手が勝利しました。 これで日本人の世界王者は8人。 まずはおめでたいかぎりです。 しかし、チャンピオン、栗生と挑戦者、ボスキエロの試合、なんとも後味の悪いものでした。 K.O.できなかったのは仕方ないとして、あの判定は不思議ですねぇ。 私は試合が終わった瞬間、挑戦者の勝利だと思いました。 それが証拠に試合終了のゴングが鳴った瞬間、ボスキエロは高々と両手を挙げ、勝利をアピールし、栗生はベルトを失ったことを悟ったように、下を向いてしょんぼりしていました。 その後各ジャッジの採点が発表されたとき、挑戦者は地団駄を踏み、チャンピオンは笑顔もなく、ばつが悪そうにインタビューで感想は何もない、と素っ気なく答えました。 圧倒的大差の判定であれば、K.O.と同様にさっぱりもしましょうけれど、ああいう僅差の判定はもやもやしますねぇ。 フィギア・スケートや体操などの採点競技ではいつもついて回る気持ちの悪さ。 それが昨日の試合では感じられました。 それにしてもボクシングとは過酷な競技です。 極端に体をしぼり、酒は一滴も飲まず、相手を倒す...
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現職死亡

西岡参議院議長が急逝されたとの報が飛び込んできました。 議長が現職で亡くなるというのは極めて珍しいですねぇ。 菅直人前総理によくご注意申し上げる、物言う議長でした。 菅前総理を引き摺り下ろすため、長年の盟友、小沢一郎議員が代表に担ごうとして断られたのは記憶に新しいところです。 衆議院議員を長く務めた後、参議院議員に鞍替えし、議長にまで上り詰めた異色の経歴の持ち主。 政党も自民党⇒新自由クラブ⇒自民党⇒新進党⇒自由党⇒民主党と、小沢議員と一緒に渡り歩きましたね。 小沢議員に耳が痛い事も言える数少ない議員であり、小沢議員の信頼も厚かったと聞き及びます。 しかし派手なパフォーマンスの割りに、何が政治家としての業績なのかを思うと、これと言って思い浮かびません。 参議院議長の現職死亡で、葬式のことやら、後任議長のことやらで政界関係者、参議院事務局は忙しくなりますね。 ご冥福を祈ります。にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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NHK大河ドラマ

最近、私の同居人が、NHK大河ドラマ「江」にはまっています。 なんでも徳川二代将軍、秀忠を演じる向井理が気になってしょうがないんだとか。 私から見ると、なんだか薄気味悪い役者に見えるんですがねぇ。 それと、脚本が白けますねぇ。 明治維新後に生まれたはずの自由とかいう言葉が頻発し、なんだか時代劇っぽくありません。 そういうセリフ回しを聞いただけで、白けちゃうんですよねぇ。 それに上野樹里が出てくると、どうしても戦国のお姫様に見えないんですよねぇ。 「のだめカンタービレ」の印象が強すぎます。 1979年の大河ドラマ「草燃える」の総集編をDVDで観たら、うっとりするようなセリフ回しでしたねぇ。 まだ若い石坂浩二が源頼朝を演じて、最高に格好いいです。 また、まだ少年の中村勘三郎が敦盛を演じ、熊谷直実との一騎打ちに敗れ、熊谷直実が敦盛がほんの少年であるため、とどめを刺すことに躊躇していると、敦盛が「疾く、討て」と言うのですよねぇ。 今の大河だったら、「早く殺せ」とでも言うんじゃないでしょうか。 また、頼朝がだんだん冷酷非情な悪鬼のような男になっていき、女を手ごめにしたり、美少年と男色に耽ったり、...
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廃市

日本の総理はドジョウ、ドジョウと言えば柳川鍋、柳川と言えば「廃市」ということで、福永武彦の名作「廃市」にたどり着きました。 これは大林宣彦によって映画化されており、大林映画の臭さが鼻につく私ですが、この作品はわりと淡々とした演出で、臭みがないように思えます。廃市 デラックス版 福永武彦パイオニアLDC おそらく柳川が舞台の「廃市」。 卒業論文を書くために主人公の僕はある一家に間借りして長逗留しますが、そこの美しい姉妹と姉の夫との奇妙な三角関係が描かれます。 夫は妹を愛していると信じて身を引こうと、寺に籠る姉。 自分を愛してくれない妻に不満を抱き愛人宅で過ごす夫。 そんな二人に悩まされ、この町はもう死んでいるのよ、とつぶやく妹。 どろどろに堕してしまいそうな題材ですが、廃市を流れる運河の水の音とともに、静謐な情感が漂っています。 なんとなく、地球上には存在し得ない不思議な町のような空気が流れる廃市。 そこで夫婦関係を破壊し、姉妹の関係を破壊し、家族そのものを破壊するかのような行為が行われます。 すなわち、夫と愛人の心中。 夫は妻を愛していたのか、それとも妹なのか、あるいは愛人をか。 今と...
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