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愛のむきだし

園子温監督の問題作にして娯楽作、4時間ちかい超大作、「愛のむきだし」を昨夜鑑賞しました。 キイ・ワードは、カトリック、盗撮、カルト教団、変態、暴力、片恋、マリア様、勃起といったところでしょうか。 アンダー・グラウンドの要素をこれでもかと詰め込み、しかもベースは純愛映画という、リアリティ無視の作り物めいたはりぼての世界が繰り広げられ、私はただうっとりと画面を見つめました。 現在AAAで活躍中の美少年、西島隆弘を主演に、滑稽で神聖な悲喜劇が展開されます。 敬虔なカトリックの両親のもとで明るく育ったユウ。 ユウが小学生の頃母親が急死、父親はそれを機に神父になります。 ユウが高校生の頃、父親は神父でありながら女を囲いますが、すぐに捨てられます。 父親は人が変わったようにユウに厳しくあたり、毎日その日の罪を懺悔するよう責められます。 ユウは罪を作るため、不良グループに入り、いつしか女の股間を狙う盗撮のカリスマとなっていきます。 しかしユウに盗撮の喜びはなく、その行為は父親に懺悔するための罪を作り出すためのものでしかありません。 そんな中、ユウにとってのマリア様となる美少女、ヨーコと出会います。 ...
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アジャストメント

神秘的なSFかと思いきや、恋愛映画でがっかりしました。 「アジャストメント」。 若き上院議員候補者、デビット。 上院議員選挙に落選が決まった晩、ホテルでダンサーのエリースと運命的な出会いをします。 しかし突然、全員帽子をかぶってダークスーツで決めた運命調整局を名乗る連中に彼女との仲を引き裂かれます。 それでも諦めきれないデビットは、持ち前の行動力で運命調整局を欺いて彼女との愛を貫こうとします。 運命調整局の職員は議長が決めた全人類の運命の書のとおりに物事が進むよう微調整を繰り広げるのが任務。 職員いわく、人間よりもずっと長生きし、この仕事を続けてきた、とか。 運命を人間の手にゆだねたことが二回。 一回はローマ帝国後期からの数百年間で、人類は中世暗黒時代を作り上げてしまいました。 二回目は20世紀初頭からの数十年間。 人類は二度の世界大戦を起こし、ファシズム、世界恐慌を引き起こし、キューバ危機では人類滅亡を意味する全面核戦争一歩手前までいきました。 結局運命を人類の手に委ねれば、人類は自らを滅ぼしてしまうと考え、議長が三たび運命の書を書くことになりました。 ここでいう議長とは、一神教の神...
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今、私の職場では喉の風邪が流行っています。 私もやられてしまったようで、喉の痛みと咳、呼吸するときひゅーひゅー言う感じが辛抱たまらず、14時で早退し、かかりつけの内科に行ってきました。 咳止めや喉の薬を一週間分もらいました。 これで良くなってくれればありがたいところです。 咳というのは苦しいものですが、くしゃみに比べて、どことなく風情がありますね。 くしゃみは滑稽な感じがしますが、咳には悲壮な感じがします。 結核で倒れた沖田総司なんかのイメージですかねぇ。  それと、尾崎放哉の有名な、 咳をしてもひとり という自由律俳句のせいかもしれません。 咳に苦しんでいる時に考えることではないし、全国の喘息や結核の方には不謹慎だと叱られちゃいそうですが。尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)村上 護筑摩書房尾崎放哉随筆集 (講談社文芸文庫)尾崎 放哉講談社にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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またか

今日職場の喫煙室でたばこを吸っていて、奇妙な現象がありました。 喫煙室の扉はガラス張りなのですが、私がたばこを吸い始めると、青いつなぎを着た清掃業者らしき初老の女性が、一生懸命扉のガラスをふいているのです。 見たことのない清掃業者だな、新人さんかな、と思ってその熱心な仕事ぶりを眺めていると、ふいに、消えてしまいました。 ああ、またか、と思いました。 私は過去に何度も同じような現象に出くわしています。 共通する特徴は、  ①そこに生身の人間が生きて活動しているようにしか見えないこと、  ②突然消えてしまうこと、  ③無表情であること、  ④私に対し、何の悪意も善意も持っていないらしいこと、  ⑤私に対して何らかのアクションを起こすことがないこと、と、いったところでしょうか。 悪夢や金縛りなど、睡眠にまつわる恐怖体験は高校生くらいから、疲労している時などによくありました。 しかしそれは、覚めてしまえば、ああ夢か、で終わってしまう他愛のないもの。 当初うつ病と診断され、後に躁うつ病と診断が変わるわけですが、ちょうど診断が変わる頃、初めて今日のようなことがありました。 その時は白髪の紳士が私の...
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タジキスタン

昨夜はサッカー、ワールドカップアジア予選C組の日本対タジキスタン戦をテレビ観戦しました。 8-0という、サッカーとは思えないスコアで、日本が圧勝しましたね。 いったい日本は何本のシュートを放ったのでしょうね。 試合の大半をタジキスタン側のゴール周辺で行っているような感じでした。 タジキスタンのキーパー、忙しかったですねぇ。 ほとんど泣きそうになりながら、最後までゴールを守ろうと努力する姿は感動的でした。 一方日本のキーパー、ほとんど仕事をする機会がありませんでしたね。 それは多分、日本チームにとっては良いことなんでしょうけど。 中国はこの試合を報じて、日本がいるC組は他国にとって死の組だ、などと嫌味なことを言っていました。 敵ながら、途中からタジキスタンの選手が可哀そうに思えてきて、日本の選手が憎らしく思えてきました。 判官びいきというやつでしょうか。 なでしこジャパンといい、今回の試合といい、最近の日本サッカー界は盛り上がっていますね。 勢いを持続してブラジルに乗り込み、ベスト8とかベスト4を目指すのではなく、優勝を目指してほしいものです。にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキ...
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