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恥ずかしながら

昨日から体調を崩してしまいました。 肩から背中にかけて鈍痛があり、関節痛もあります。 あとは微熱と喉の痛み。 典型的な風邪の症状と思われます。 パブロンを飲んで横になっていましたが、相変わらずです。 明日は大事な打ち合わせがあるので、是非出勤したいと思っています。 このところ暑かったり寒かったりで、体がついていけなかったようです。 私の肉体は確実に衰えてきているようです。
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若葉

若葉が凶暴なまでの精気を放って私を襲う季節になりました。 私は節操無く勢力を広げようとする若葉が、その無邪気さゆえに、好きになれません。 人間でも犬でも猫でも子どもは無邪気にオイタを繰り返し、大人を悩ませますね。 植物とても同じこと。  若葉は、言わば生命力に溢れた子ども。 疲れた中年の私には、まぶしすぎるというものです。 考えてみると、わがくにびとは古くから春には寿命の短い桜を愛で、秋には枯れかかった葉でしかない色づいた木の葉を観に遠出してきました。 どちらも、若葉のような生命力あふれるものではなく、どちらかというと滅びゆく命を端的に感じさせるはかないもの。 その先人たちの心性が、私の心に働きかけて、若葉をけむたく思わせるのでしょうか。 五月病なんて言いますね。 念願の会社なり大学なりに入って気が抜けてしまい、うつろになるのがちょうど若葉のころ。 若葉の無邪気な毒が、新人たちを蝕んでいるとは言えないでしょうか。 幸い私は、若葉の毒気にあたりながらも、それを跳ね返す鉄のような精神を身に付けたようです。 しかし鉄の精神、若葉のような伸びようとする力に対抗するのは得意なのですが、夕日や乱れ...
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昔の大河

今日NHK-BSでずいぶん古い大河ドラマ総集編を再放送していました。 「新平家物語」です。 平清盛が仲代達也、建礼門院が佐久間良子、高倉天皇が片岡仁左衛門、義経が志垣太郎、その他藤田まこと、北大路欣也、中尾彬、若尾文子、緒方拳などなど、今では考えられない豪華キャストで、当たり前ですがみな若い。 高倉天皇を演じた片岡仁左衛門など、気持ち悪いくらいの美男子ぶりです。 そして、原作は吉川栄治、脚本は平岩弓枝で、セリフもナレーションも格調高く、十年ほど前から怒鳴り芝居が流行りだしたNHK大河とは思えないほど、静かな演出で、合戦をする武者たちも、平時には和歌などたしなみ、笛や鼓に酔うみさびさ。 うなるほかありません。 今年の「江」はあんまり評判がよろしくないようですが、30年もすれば、今は若い役者たちも大物の貫禄を身につけ、昔の大河は良かったと、うなるのでしょう。 諸行無常をテーマにした「新平家物語」。 ドラマ自身が昔のものになり、鬼籍に入った往年の名優を見るにつけ、諸行無常を感じさせるとは、NHKの放送戦略も相当あざといと知れます。 しかし私はそのあざとさにまんまと乗っかり、昔の大河に酔ったの...
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昼ドラの顔、逝く

田中実が自殺した、との一報に触れました。 彼は主婦向けの午後の早い時間のドラマにによく出演していて、病気休暇で休んでいるとき、ぼんやりと眺めていました。 悩みなど何もない、といった顔で明るく前向きな、爽やかな好青年をよく演じていました。 うつ状態の私はそんな彼を見て、非常に白けた気分になったことを思い出します。 そのご本人が、人知れず悩みを深め、自ら縊れ死ぬとは、痛ましいことこの上ありません。 44歳で、三つ年上の奥様がいて、高校生と中学生の子供がいたと聞きました。 ドラマの仕事は半年先までスケジュールは一杯。 外面的なことだけを見れば、人も羨む境遇だとしか思えませんが、その彼がなぜ? いつだったか、精神科医が、武士の切腹や自爆テロを行うテロリストなどを除いて、自殺する人はその前後激しいうつ状態にあり、服薬と休養によって良くなる可能性が高い、と言っていました。 でもまさか自分が精神病に罹患しているなんて思いもせず、絶望的な気持ちをどうにもできず、自殺にいたってしまうのですね。 人ごととは思えません。 うつ状態が激しいと、死ぬ元気さえないのですが、少し動けるようになると、死ぬということが...
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追悼

女優の田中好子が55歳の若さで亡くなりました。 私が小学校低学年の頃、キャンディーズのすーちゃんで一世を風靡しました。 ややぽっちゃりの健康美が魅力でしたね。 その後「黒い雨」で被爆した女性を演じたり、演技派に脱皮しました。 乳がんということでした。 定命は天の知るところ。 人の知るところではありません。 私の職場で、3月半ばに定年を目前にして突然死した人がいます。 職場から車で十分程度の所に住んでおり、震災の日、あまりの渋滞におそれをなして歩いて帰ったそうです。 お相撲さんのように太った人で、普段全く運動をしていなかったとかで、家に着くなり倒れてしまったそうです。 救急車を呼んだものの、渋滞で1時間以上待たされ、それが決定打となって亡くなったと考えられます。 奥さんと共働きで、子供はいないながら仲の良いおしどり夫妻だったとのこと。 定年まで一カ月を切って、指折り数えて待っていたことでしょう。 しかも1月に一カ月肝炎で休んでおり、わずか二カ月のために出てきたのが結果的に凶と出ました。 三月一杯休んでそのまま定年退職でも良かったのではないか、と今になって思います。 そうは言っても、時すで...
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