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安全ピンを探してる サンタラ

最近病状が良くなったせいか、クラシック以外の、歌詞がついている曲を聴けるようになりました。 病状が重かったときは、人の歌声がとてつもない騒音に聞こえたのですが。 最近のお気に入りは、男女二人組のサンタラ。 2004年に「バニラ」でメジャーデヴューしたときは、とんでもないのが現れた、と思いました。 宇多田ヒカルのデヴューよりも、私には衝撃的でした。 その割には宇多田ヒカルのようには売れませんでしたね。 でも仕事が嫌いそうなお二人ですから、ちょうどよろしんじゃないでしょうか。バニラ  ドライなようでウェット。 ブルージーで気だるげ。 呪いの文句にも聞こえますが、曲調が軽いので疲れません。 何より、愛だの恋だの会いたいだのやりたいだの、どうぞご勝手に、というようなことを一切歌わないのが良いですね。 上の動画、「安全ピンを探してる」の歌い出しは、 あたしの可愛いあの人が、二人のベッドに火を放った、です。 私がとくに気に入っている「money」の歌い出しは、 愛の言葉は安くなって、ダイアモンドのほうがずっと素敵、です。 「money」は残念ながらユーチューブに見当たりませんでした。 多分サンタラ...
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東京ガールズコレクション

昨日BSで東京ガールズコレクションを中継していました。 日本のみならず、世界25カ国で中継されたとか。 ファッションは新しい日本の成長産業になるかもしれませんね。 それにしてもなぜ、東京ガールズコレクションはこれほどまでに内外の若い女性を熱狂させるのでしょうか。 私は退屈を感じながらも、その謎を解明すべく、画面に食い入りました。  まず感じたことは、モデルが笑顔を浮かべて生き生きとしていること。 一般にファッションショーというと、無表情でマネキンのようなモデルがつまらなそうに出てくるイメージがあります。 次にファッションがあまり奇抜ではなく、街で着ていてもさほど違和感がなさそうなこと。 これまでは宇宙人か、と思うような珍妙なファッションを披露する場合が多く、実用より芸術性を重視していたように感じます。 そして山手線の通勤時のような混雑ぶりで、会場が狂騒的なお祭り騒ぎになること。 そういったあたりでしょうか。  それにしてもファッションモデルというものは、概してあまりにも細く、鑑賞用としてはともかく、実用には向きませんね。 なんだか中性的で、美少女なんだか美少年なんだかわかりません。 実...
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安宅

昨日NHKで能楽中継を放送していました。 曲は「安宅」。 歌舞伎では歌舞伎十八番の一つ、「勧進帳」として知られる、山伏姿に身を隠した義経と弁慶の一行が安宅の関でとがめられ、にせの勧進帳を読みあげて難を逃れる、有名なお話しです。 弁慶を観世流の宗家当代、観世清和が演じ、見事な舞を見せています。 宗家現在50歳、軽やかな身のこなしで舞う様は観る者を魅了しますが、顔中汗びっしょりなのは、ちょっといただけません。 面白いと思ったのは、曲の最後の段。 安宅の関を逃れ、山中で一休みしていると、先ほどはご無礼を、と言って富樫と従者が酒を持って追ってきて、酒宴を開く場面です。 富樫は本当にだまされたのか、武士の情でだまされたふりをしているのか、どちらにしても弁慶は酔ったふりで富樫に長い舞を見せ、謡いを吟じ、踊る間に義経や山伏姿の伴の者どもを逃がし、自分も棄てゼリフのように「虎の尾を踏み毒蛇の口を逃れたる心地して、陸奥の国へぞ下りける」と吟じて去っていくのです。 酒なんか飲んでもお互い酔えなかったでしょうねぇ。 一方は追う側、もう一方は追われる側。 一歩間違えば切り合いになってしまいます。 能にしても歌...
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週末

今週も5日間通いました。 水曜日、早退はしましたが。 年度末で、仕事量が明らかに増えています。 しかしそうはいっても、まだ余裕があります。 5日間の長さを実感しました。   今日は帰りに内科に寄って、コレステロールを下げる薬をもらう予定です。 もう10年も飲み続けています。 自覚症状がないので、三カ月に一度の血液検査が頼りです。 今のところ安定しており、食事制限や運動は命じられていません。 サラリーマンに運動しろと言っても食事制限しろと言っても難しいから、薬を飲んで、普通に暮らせばよい、と甘いことを言ってくれるありがたい先生です。 ただ患者が少ない時間に行くと、先生の長話に付き合わされるのがたまに傷ですが。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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遠路

昨夜学生時代の友人が遠路はるばるやってきて、二人で痛飲しました。 遠路といっても、お隣、東京からですが。 40を超えて深夜まで青臭い話に花を咲かせ、気分は20年前に戻ったのでした。 今でも毎年会う学生時代の友人は一人だけです。 彼は禿げ上がり、私はでぶ。 時の流れを感じました。 この前は11月に来てくれました。 行くから、という電話をもらって、彼はふらあっとやってくるのです。 実家にいたときは、よく実家でしゃぶしゃぶなどご馳走しました。 しかし仲の良い友人に会うと、なぜか孤独を強く感じます。 結局誰もが孤独なんだと思わされます。 楽しい酒は、どこかさびしくもあるのですね。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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