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閉店

近所の洋食屋が、閉店しました。 昨日の散歩の途中、シャッターにあった張り紙でそれを知りました。 閉店したのは、一週間前。 私がそれを知った昨日まで、洋食屋は私のなかで営業していたのでした。 認識はいつも現実を後から追いかけるようです。 なぜ閉店したのかはわかりません。 わからないけど、閉店したことは事実。 その理由を推測することは可能ですが、本当のところはわかりません。 考えてみると、人は大抵自分の物差しでしか考えることができません。 閉店したのは資金繰りの悪化か、店主の病気か、そんなことしか考えられません。 よく相手の立場にたって考えよう、とか言います。 これはかなり難しいことです。 相手は自分とは違う思考回路を持っている可能性が高いからです。 例えば私は、もう三年も前に上司から暴言を受け、精神病を劇的に悪化させました。 しかし上司は、私に直接謝罪することはありませんでした。これなどは、私にとっては理解不能な行動ですが、上司にとっては合理的な理由があったのでしょう。 相手の立場に立って考えるのが良いことなら、私は上司の理不尽な発言を理解すべきなのでしょうか。 到底不可能です。 すると...
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金春流定例会

今日は国立能楽堂に金春流の定例会を観にいきました。 能はおめでたい岩舟と動きの激しい八島。 狂言は鞍馬参りです。 とくに八島が印象に残りました。 旅の僧の前で義経の亡霊が合戦シーンを模して激しく舞います。 刀をぬいて乱舞するそのさまは、義経の無念を痛いほど感じさせました。「八島」の義経です。  久しぶりに能を観にいって思ったのは、欧米系の外国人客が多いな、ということでした。 能の、指揮する者がないまま太鼓、笛、鼓、地謡が見事なハーモニーを奏で、軽やかに能楽師が舞う、というスタイルは、欧米の演劇や舞踊からみるとかなり前衛的に見えるらしいのです。 前衛劇がはるか以前から日本人の教養であり娯楽であったことは、驚異的なことです。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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新年会

昨夜は実家で新年会を開きました。 蟹しゃぶや刺身の盛り合わせなどのご馳走と、うれしかったのは父が私の大好きな栗焼酎、ダバダ火振りを高級デパートで購入しておいてくれたことでした。 つまみも酒もうまいとなれば、どうしたって飲みすぎます。 宴会の途中、眠ってしまいました。 父は今年70歳。 体調も芳しくありません。 もうしばらく、元気でいてほしいものです。無手無冠(むてむか) ダバダ火振り 栗焼酎 25°900ML無手無冠無手無冠↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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修理

一昨夜、車で帰宅途中、暗くて細い道を走っていたら、無灯火の自転車が飛び出してきました。 私は慌ててハンドルを切り、自転車は涼しい顔でふらあっと走っていってしまいました。 車のドアが電柱にあたり、深い傷を残しました。 自転車を運転していたのは、80歳ちかい老婆とみえました。  昨夜板金屋に持っていったら、6万円といわれました。 メーカーにもっていけば10万以上するということで、泣く泣く6万円を払うことにしました。 明日の朝預けて、夕方には仕上がるそうです。 年明け早々、使わなくて良い大金を使う羽目になりました。 しかし、お婆さんをひかなくて良かったです。 車を運転していると、これが一番恐ろしい。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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四天王御江戸鏑

今日で年末年始の休暇も終わり。 連休の最後というのはなんとも憂鬱なものです。 こればっかりは何年勤めても、抗うつ薬を飲んでいても変わりません。 そんな中、一時憂鬱を忘れさせてもらったのが、NHK-BS2の初春国立劇場歌舞伎中継です。 演目は「四天王御江戸鏑」。 通し狂言で舞台にかかるのは196年ぶりとか。 正月らしい派手な舞台でした。 平将門の息子、相馬太郎良門が葛城山の土蜘蛛の力を借りて宿敵源氏へ復讐を企てるスペクタクルです。 良門・土蜘蛛VS源頼光との駆け引き。 そして土蜘蛛と源頼光の家臣たちとの派手な大立ち回り。 ハリウッドのアクション映画もかないません。 以前、能の「土蜘蛛」を鑑賞したことがありますが、題材は同じでもストーリーはまったく違います。 能はシンプルでスタイリッシュな魅力があるのに対し、歌舞伎はとにかく派手でストーリーが入り組んでいます。 どちらもそれぞれに良いですが、こんな憂鬱な日には歌舞伎がしっくりくるようです。福森久助脚本集 (叢書江戸文庫)高田 衛,原 道生国書刊行会~能と花の二夜~狂言『鐘の音』・能『土蜘蛛』 野村萬斎日本伝統文化振興財団   ↓の評価ボタン...
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