社会・政治

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プーチンの終わり

ロシアによるウクライナへの侵攻、まだ終結する気配はありません。 ロシアはウクライナのNATO加盟を許すまじと侵略を始めたわけですが、ジョージアとかフィンランドとか、今までNATO加盟の意志を示してこなかったロシア周辺の国々が、大慌てでNATO加盟を求めていると聞きました。 NATOに加盟していれば、侵略された際、共同で防衛してくれるでしょうから。 おそらくプーチンは、ウクライナのごとき小国は、ロシアのような大国に攻撃されれば、ひとたまりもなく降伏すると思い込んでいたのではないでしょうか。 甘い。 ウクライナは言論の自由があり、民主的な国家です。 そのような国は、全体主義的、権威主義的な体制に組み入れられるのを嫌います。 まして今は情報革命の真っ最中。 新聞やテレビのニュースよりも早く、SNSで動画付きの情報が得られます。 そこにはフェイクニュースもあるでしょうが、多くは本物と見て良いのではないでしょうか。 世界は最前線の動画を見ることができ、そこで何が起きているか知ることができます。 いくらロシアやその友好国が情報を遮断したところで、他の国々にまでそんなことをすることは出来ません。 私...
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貧しい国へ

日曜日。 同居人は今日も実家で義母のお世話。 大変です。 私はひとり、寅さんのDVDを2本借りてきて、しばし、笑い転げました。 最近、寅さんばかり観ています。 寅さんをはじめ柴又の人々の切れの良い江戸弁も爽やかで、耳に心地よい。 失恋しては旅に出る寅さんの姿には哀愁が漂い、何度観ても飽きさせません。 すでにシリーズの全てを観ていますが、つい、2回、3回と借りてきてしまいます。 明日からの仕事を思うととてつもなく憂鬱になりますが、これが勤め人の辛いところ。 寅さんのような渡世人には渡世人の辛さがあるごとく、勤め人には勤め人の辛さがあります。 わずか48時間前、金曜日の夜には格別の解放感を覚えますが、日曜日の夜はその真逆。 48時間前に戻りたいと毎週思います。 会議資料の作成、会議のお世話、印刷物の作成、そして年度末の予算の管理執行、わずかばかり狂気じみた職場の人々。 どれも辛いことばかり。 世のサラリーマンがみな同じ思いをしていると自らを慰めてみても、他人が辛いからといって自分の辛さが軽減されるわけではありません。  思えば就職して30年、時代は悪い方へ悪い方へと向かっていきます。 就職...
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戦後はない

今朝は珍しく早朝4時に目が覚め、もう眠れませんでした。 土曜日で気分が上がっているせいかもしれません。 5時には早くも朝飯を食いました。 卵と納豆で白飯をたっぷり。 平日は朝コンビニに寄ってサンドウィッチを購入し、職場で食すことが恒例になっていますから、白飯の朝食は休日にのみ許された贅沢です。 その後8時に内科に行き、コレステロールを下げる薬をもらいました。 帰宅後、ソファでウトウトとしてしまいました。 さすがに4時起きは早すぎたようです。 BSで山本五十六と軍縮会議のドキュメンタリーを鑑賞。 山本元帥、日米開戦を阻止しようと努力しながら、結局は真珠湾攻撃の中心人物になってしまったという悲劇の海軍軍人です。この番組を観るかぎり、海軍は軍縮交渉を受け入れるべきだとする人々が次々に予備役(事実上の首)にまわされたり左遷されたりするなかで、山本元帥だけが海軍内部で出世していったそうです。 山本元帥、忍び寄る日米開戦の足音を聞きながら出世していくことに、忸怩たる思いを抱いていたのではないでしょうか。 山本元帥は米国と戦えば、2年くらいは太平洋を舞台に日本海軍は大いに暴れて見せるが、その後は彼我...
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ソビエト崩壊から30年

昨日、12月25日でソビエト連邦崩壊からちょうど30年だそうです。 ゴルバチョフ大統領が辞任した日。 私は大学4年生で、近づく就職に恐怖していました。 ソ連の崩壊、驚きましたねぇ。 ソ連はかのレーガン大統領から悪の帝国とまで呼ばれ、共産社会に君臨していました。 当時は米ソの冷戦が激しく、まさかその一方が崩壊にいたるとは思っていませんでした。 ソ連崩壊は、米国の封じ込めによる結果だとする論や、構造的な問題、つまり共産社会という全体主義的な体制は、そもそも長持ちしない、とする論、あるいはゴルバチョフやエリツィンによる政策的な誘導によるとする説、色々飛び交いました。 その正否は歴史学者に任せるとして、私は単純に、あれほど強固に見えた体制が、わずか70年ばかりで崩壊してしまうという冷厳な事実に、ただ世の無常を感じるばかりでした。 欧州にはソ連の衛星国家とも言えた社会主義国家は存在しなくなり、今は中国や北朝鮮、ベトナムなど、アジアに見られるだけになりました。 特に中国は、その人口の多さと軍事的、経済的な力によって、米国をも脅かす超大国に成長を遂げました。 その事実を見るとき、少なくとも現時点では...
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真珠湾

昨日は日米開戦の日だったのですね。 忘れていました。 真珠湾攻撃から80年。 日本の国の在り様は変わりました。 しかし、大日本帝国臣民も、日本国民も、本質的には変わっていないと思います。 昭和50年代でしたか、昭和陛下が米国を訪れた際、米国の記者に「戦後、日本人はどう変わったか」と問われ、「何も変わっていない」と答えて米国人記者を唖然とさせたとか。 大戦とはいえ、一度負けたくらいで国民性が変わるはずもありません。 これからも変わらないでしょう。
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