社会・政治

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選民

最近中東情勢のニュースを耳にしませんが、どうなっているのでしょうね。 世界のどこかで紛争や混乱が生ずれば呼ばれもしないのにのこのこ出かけて行って、これを正義の名の下に解決する、偉大な米国はリビアには介入しないんでしょうかねぇ。 ネイティブ・アメリカンを虐殺しまくって土地を奪い、米国を建国した後はアフリカから黒人を拉致して家畜同然に使役した米国。 朝鮮半島や中国、東南アジアを大東亜共栄圏の名の下に蹂躙した大日本帝国。 どっちもどっちと言うべきでしょう。 戦後、被爆体験をまるで自慢するかのようにふりかざし、絶対平和こそ正義と信じて他国に押しつけようとした愚かな日本の平和主義者。 被爆によって、日本人は平和を語る資格を持った選民だとでも勘違いしたようです。 日本と戦った連合国や日本の支配を受けた人々から見れば、平和の押し売りをしようとする日本人を見て、さぞ白けた気分になったことでしょう。 戦前は、天皇の徳治によって、八紘一宇の精神で大東亜共栄圏を築き上げるために選ばれた民のようなことを言って、敗れたならば、平和という新しい価値観を、唯一の被爆国であることを理由に広める選ばれた民のようなことを...
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娯楽

震災以来、毎日毎日どの局も震災関連のニュースばかり。 いい加減飽きました。 NHK総合とBS-1が流していれば、他の局は通常どおりで良いように思います。 震災のニュースは興味があるのでつい見てしまいますが、しばらく見ていると頭が痛くなってきます。 悲惨な映像と、錯綜する情報。 精神障害者の私には刺激が強すぎるようです。 特に民放は、情報力ではNHKに敵わないと思っているせいか、ことさら悲嘆にくれている人や災害現場の悲惨さを強調し、挙句の果てには芸能人の浮ついたメッセージなどを垂れ流して喜んでいます。 情緒的な報道というのはいかにも質が悪い。 今上陛下のメッセージも、うわべだけの言葉にしか聞こえませんでした。 官直人総理にいたっては自己陶酔に浸っているとしか思えません。 知り合いの5歳の幼児は、「地震、いつ終わるの?」とむずがっています。 幼児番組やアニメ番組が見たいのでしょう。 地上波、BS、放送局はたくさんあります。 あっちでもこっちでも似たような放送を流すのはやめてください。 もっとも、私はこの数日、震災報道のしつこさにすっかりテレビ嫌いになり、テレビをつけなくなってしまったのです...
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管理危機

このたびの震災で、危機管理が問われているのかと思いきや、今、管理危機なのだと、佐々淳行が書いていました。 なるほど、管理が危機的状況なのですね。 大将は官邸にどっしりとかまえて各種情報を精査して色々な決断を下さなければ行けないのに、市民活動家の血が騒いだのか、強引に現地視察して官邸スタッフにも被災者にも迷惑がられ、そうかと思うと東京電力に乗り込んでイラ管の本領を発揮して東京電力幹部を怒鳴りつけ、しかも3時間以上東京電力に居座ったとか。 主不在の官邸では、不測の事態の連続でさぞ困惑したことでしょう。 テレビでは涙を浮かべて演説するという自己陶酔ぶり。 危機にあたって大将が感情的になっているようでは、管理危機と言われても仕方ありますまい。 諸外国では、被災者が冷静で秩序立っていることが賞賛されるとともに、東京電力や日本政府の慌てふためきぶりに批判が起きているとか。 過去、市民活動家だったことはともかく、今は総理大臣なのですから、どーんと構えてほしいものです。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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先日ある電車の中で、男子高校生が、「きのう、おれ、○○と生で話した」と言っているのが聞こえました。  最近は会って話すことを生で話すというのか、と感心していたら、さにあらず。 どうやら携帯電話で会話をした、ということらしいのです。 なるほど、確かに昨今はスマートフォンの登場により、携帯電話は電話機能がついた端末というべきで、実際に電話をすることは珍しいんですねぇ。 一昔前は電車内で携帯電話で会話して顰蹙をかっている人が大勢いましたが、今は見かけなくなりました。 特に若い人ではまずいません。 彼らはメールやインターネット、テレビやゲームなどで遊んでいたのですね。  コミュニケーションの方法が大きく変わってきたようです。 携帯にどれだけ多くの友人のアドレスが登録されているかを競い、昔シカトと呼んでいたクラスメイトを村八分にするゲームを、携帯を着信拒否に設定することによって行っていると聞きました。 これはじつに陰湿ですね。 何食わぬ顔をして、ある時突然、大勢の友人からメールを拒否される。 しかも相手の顔は見えず、無機質な携帯のディスプレイが見えるだけ。 「かくれんぼ」ができない子どもたち、と...
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バラマキから復興へ

民主党、このたびの大震災を受けて、子ども手当などのバラマキ予算を財源にして、復興予算にあてるそうですね。 賢明な判断だと思います。 大勢が生きるか死ぬかというときに、呑気に子ども手当などばらまいている場合ではありません。 枝野官房長官の冷静沈着で的確な会見ぶりも好感がもてます。 事業仕分けのときのあの傲慢な態度は何だったんでしょうね。  菅総理が目に涙を浮かべてうっとりと自分の演説に酔っていたのは気持ち悪くていただけませんが、もしかしたらこの震災対応で民主党の支持率が上がるかもしれません。  もちろん、うまく復興への道筋をつけられれば、ですが。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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