社会・政治 選民
最近中東情勢のニュースを耳にしませんが、どうなっているのでしょうね。 世界のどこかで紛争や混乱が生ずれば呼ばれもしないのにのこのこ出かけて行って、これを正義の名の下に解決する、偉大な米国はリビアには介入しないんでしょうかねぇ。 ネイティブ・アメリカンを虐殺しまくって土地を奪い、米国を建国した後はアフリカから黒人を拉致して家畜同然に使役した米国。 朝鮮半島や中国、東南アジアを大東亜共栄圏の名の下に蹂躙した大日本帝国。 どっちもどっちと言うべきでしょう。 戦後、被爆体験をまるで自慢するかのようにふりかざし、絶対平和こそ正義と信じて他国に押しつけようとした愚かな日本の平和主義者。 被爆によって、日本人は平和を語る資格を持った選民だとでも勘違いしたようです。 日本と戦った連合国や日本の支配を受けた人々から見れば、平和の押し売りをしようとする日本人を見て、さぞ白けた気分になったことでしょう。 戦前は、天皇の徳治によって、八紘一宇の精神で大東亜共栄圏を築き上げるために選ばれた民のようなことを言って、敗れたならば、平和という新しい価値観を、唯一の被爆国であることを理由に広める選ばれた民のようなことを...