社会・政治

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予算

来年度予算案、衆議院を通って参議院に送られましたね。 これで予算案自体は年度内の成立が確定しました。 まずは一安心。 これまで何度か予算成立が年度を越えたことがありましたが、国の機関は清掃や警備などの年間契約を、4月1日付けで一度結び、予算が成立した時点でもう一度契約書を交わす、という馬鹿馬鹿しいことをやっていました。 予算案は年度内に成立しますが、予算関連法案が宙に浮いています。 これが通らないと国債の発行もままならず、秋には予算が枯渇するとか。 それは未知の領域です。 民主党から16人も造反者がでて、さらに1名は離党して減税日本に行っちゃいましたから、衆議院の三分の二は不可能で、与野党協議で合意するか、解散するか、退陣するか、しか選択肢はありません。 正論を言えば解散しかないと私は思っていますが、解散するとまた時間をくうので、与野党合意できればそれにこしたことはありません。 それにしても、国民の生活が第一と言って華々しく政権交代を実現させた民主党、今では見る影もありません。 マニフェストもほとんど実現できないことが明らかになってしまいました。 野党の修正要求に応じて大幅に譲歩し、予...
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ある種のパワハラ

日経ビジネスオンラインで、ある種のパワハラという記事を読みました。 要するに、本来そんなつもりで言ったんじゃないのに、部下が過剰反応して、パワハラと言えば言えなくもない、という状況になってしまった、ということのようです。 そしてそれは最近増えていて、若い部下のコミュニケーション能力が低いために、上司の意図をくみ取るとることができないために起きる現象で、メールやSNSなど、相手の表情や口調を斟酌せずにコミュニケーションを取るツールが発達したせいだ、というのです。 意識が低いですねぇ。 仮にそうだとしても、現代社会に生きていればいやでもメールやSNSを使わざるを得ず、それが昔懐かしい人情味あふれるコミュニケーションを喪失させた、とでも言いたいのでしょうか。 そんなことを言い出せば、電話が発明された当時、手紙と違って人情味がないと感じたでしょうし、電車や車が普及したとき、人は歩く速さで旅をするものだ、と嘆いたでしょうし、旅客機が登場したときは船旅の優雅さを懐かしんだことでしょう。  物事を道具のせいにしてはいけません。 上司の気持ちをくみ取ることができない部下の問題ではなく、部下が傷つくかも...
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気ままで孤独?窮屈で孤独じゃない?

ほんの20年ほど前まで、大人は結婚しているものと決まっていました。 独身を謳歌するのは20代半ば頃までで、30前には家庭を持つというのが当たりまえで、現に私が子どものころ、まわりの大人はみな既婚者でした。 これは民法その他社会制度が家族を単位とした社会を想定して作られ、専業主婦を優遇したり、男はモーレツ社員であることを求められていたからでもありましょう。 それが80年代の終わり頃から、融解してきました。 いかず後家とかハイミスとかチョンガーとかいう差別的な表現は陰をひそめ、代わりに独身貴族とかシングル・ライフという言葉がもてはやされるようになりました。 これはいわば、婚姻の規制緩和というか、親が決めた相手とお見合いで結婚する、という常識が壊れ、誰もが恋愛の末に結婚することを当然視することによって起きた現象であるとも言えます。 また、結婚によって与えられる新たな役割が発生します。 働くお父さんだったり、家事育児を担うお母さんだったり、両親の期待に応えて勉強する子どもだったり。  これは面倒くさいことです。  一人で暮らせば気楽で勝手気まま。 多少寂しくはあるかもしれませんが、この勝手気ま...
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SS

氣志團がナチ親衛隊、SSの制服に似た衣装でテレビに出演したことで、ユダヤ人団体から抗議を受けているようですね。 氣志團のようなタイプの芸能人の衣装にあんまり目くじらたてるのは大人げないと思います。 ナチは特別扱いの悪者らしく、ナチにシンパシーを感じている人だって多いはずですが、これを公にしてはいけないかのごとくです。 ファッションセンスで言えば、真黒い制服、帽子のドクロのマークは、抜群に格好良いと思います。 日本のアニメでも、ナチを手本としているらしき人物が登場します。 「宇宙戦艦ヤマト」の宿敵、デスラー総統なんか、そのまんまです。 文明国でナチの制服を真似ることは許されないそうですが、それはどうしてなのかわかりません。 ファッションは表現の一つ。 それを規制しようとするのは我慢なりません。 SSの制服です。 ある時代、ある服装で虐殺を行ったからと言って、それは虐殺をおこなった人間が悪いのであって、衣装は関係ないでしょう。 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、と言いますから、気持ちは分からないでもないですが、イスラエルのダビデの星を見て震えあがるパレスチナ人だってたくさんいることをお忘れのようで...
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質問サイト

yahooやgooなど、多くのプロバイダが質問サイトを持っていますね。 そこでは恋の悩みから借金の悩み、色々な質問や相談が寄せられています。  前から感じていたことですが、中学生だか高校生が英文や漢文をコピペして訳してください、とか数学の問題を解いてください、とかいう類の質問に良いように使われているな、ということです。 宿題だか試験勉強だか、自分で調べたり考えたりするのが億劫だからそういう手段を使うのでしょうが、自分のためになることは一つもありません。 勉強ができなくなるばかりでなく、世の中が甘いものだと勘違いしたり、倫理観が希薄になったりします。 驚くのは、それに一々答えるやつが多数存在すること。 正解なのか不正解なのかは知りませんが、質問を投稿するとほどなく回答が得られます。 そんな質問、うっちゃっとけばよいものを。 それがこの度、京都大学をはじめとするいくつかの名門大学で、試験時間中に試験問題が質問サイトに投稿されて、社会問題になっていますね。 それにしても、もし受験生本人が投稿したのだとしたら、たいした度胸ですね。 試験会場で携帯をいじっていたら簡単にばれるでしょうし、トイレに...
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