社会・政治

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名誉殺人で生き埋め?

昨年末、トルコのクルド人が多く住む地区で、惨劇が起きました。 16歳の少女を、両親が両手を後ろ手に縛って穴に投げ込み、生きながら埋めてしまった、というのです。 少女の姿を見かけなくなったことを不審に思った近所の人が警察に通報、少女の家の庭から遺体が発見されたそうです。 胃や肺には大量の土が入っていたとか。 生き埋めなんて、むごいことをしますねぇ。 しかも16歳の自分の娘を。 欧米や日本なら、虐待の末の死、ということになるんでしょうが、イスラム教徒は違っているようです。 イスラム教では、家族の女性が婚前交渉をしたり不倫をしたりすると、家族の名誉を傷つけた、という理由で家族会議の後その女性を殺害する風習があるそうです。 しかも名誉殺人を行った者は、地域で英雄扱いされることもあるとか。  トルコでは、1925年までこの名誉殺人は合法だったとか。 非合法になって、まだ86年しか経っていないのですよ。 で、今回生き埋めにされた少女の嫌疑は、ボーイフレンドができて、おしゃべりをしていたから、だそうです。 祖父と父とで名誉殺人の実行を決定したそうです。 折しも昨日、私は上海の学校で男女が50センチ以...
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正直で立派?

菅総理が民主党マニフェストの子ども手当について、26,000円と聞いてびっくりした、と国民がびっくりするような発言をしましたね。 あんたらが作ったんでしょうに。 なんで他人事みたいなことを。 そしてもっとびっくりしたのが、与謝野大臣が菅総理のその発言を、正直で立派、と評したこと。 まるで民主党のマニフェストは誰が案を作ってどこで揉んで最終的にどう決めたのか分からないデタラメ、と言っているようなもの。 与謝野大臣、また民主党から叩かれますよぉ。 まあ、面白いからいいんですけど。 鳩っちはイライラさせる面白さでしたけど、菅総理は失笑しちゃう感じですかねぇ。 イラ菅の名が泣くというものです。 もうじき統一地方選。 がんばれ、民主党↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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良い国

松木農林水産政務官が小沢議員への党員資格停止処分を不服として、政務官の職を辞するそうですね。 日本は平和ですねぇ。 有能な政治家がサル山のボス争いのようなことを繰り広げても、別段問題ないんですねぇ。 格差社会だとか、新卒内定率の下落だとか、少子高齢化だとか、若者の内向き志向だとか、新聞を開いてもニュース番組を見ても日本は底なし沼にはまりこんだかのような錯覚に陥ります。 しかし日本には言論の自由があり、選挙があり、中国に抜かれたといっても200以上国があるなかで日本のGDPは世界3位。 スラム街はなく、街は清潔で、子どもに売春を強要して小銭を稼ぐ親もまずいないし、臓器を売るやつも滅多にいません。飢え死にする人もまずいないでしょう。 ホームレスでさえ炊き出しなどを利用すれば飯が食えるし、文字が読めない人はほとんどいません。 日本が世界から関心を持たれなくなったのはむしろ良いこと。 なぜ関心が向けられていたかと言うと、戦前はロシアを破って有色人種でただ一国だけ植民地を持つ帝国主義クラブの一員になり、昭和に至って米英に刃向かったからだし、高度成長期からバブルにかけては外国の不動産を買いあさり、...
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福祉の街

大阪万博などの高度経済成長期の様々な仕事を支えた人々に、あいりん地区の日雇い労働者がいますね。 彼らは屈強な単身男性が多く、いわゆる寄せ場を形成して、仕事に精をだしました。 ドヤなどと呼ばれる安価な宿泊所を定宿とし、仕事にあぶれて蓄えもなければ公園などで野宿も厭わない、日本経済の最底辺を力強く支えた男たちです。 バブル崩壊前までは、あいりん地区は日雇い労働者の街でした。 しかしバブル崩壊後、日雇いの求人が激減。 加えて日雇い労働者たちが高齢化したため、生存そのものが危ぶまれる状況に陥り、教会などが炊き出しを行ったりして、働かなくても食える、福祉の街になってしまいました。  そのためかつては日雇い労働者の労働環境や労働条件の向上を目指していた社会運動は、日雇い労働者の生存を守る運動になりました。 そして生まれたのが、仕事にあぶれた高齢労働者を行政が雇い、道路掃除などをさせる、公共事業です。 日雇い労働の求人は最盛期の三分の一にまで落ち込んでいると言いますから、道路掃除も焼け石に水といったところでしょうか。 その上暴力団が路上生活者を大量に拉致同然に連れて行き、アパートに住まわせて生活保護...
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物欲地獄

最近TPPへの参加をどうするか、ということが話題になっていますね。 経済界は参加を自明のこととし、農家や農協は絶対反対。 この利害の調整をうまく行えるのか、菅内閣の動きは注目すべきところです。 もう10年以上前から、グローバル化ということが叫ばれていますね。 世界は境界を失い、ひたすら巨大な利益を求めてどこへでも行く。 かつての帝国主義列強によってブロック化された植民地時代には、植民地に消費を担わせ、富を搾取すれば済むことでした。 しかし今、消費者は世界中のあらゆる人々。 グローバル企業は世界中の人間の物欲をかきたて、欲望にそうような商品を作り、過剰な広告を打って売り込む。 売ったならばただちにさらに高性能な製品や安価な製品を開発して再び消費者の所有欲求をかきたて、またまた売りこむ。 利益を得た企業や株主は生涯かかっても使いきれないほどの富を蓄えながら、もっともっとと、多額の利益を追求する。  際限のない物欲地獄がグローバル化の正体なのでしょうか。  立って半畳寝て一畳。  物欲を燃えたぎらせたとて、たかが知れているというものです。 現に近頃の若者はあまり物を欲しがらないと聞きました。...
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