社会・政治

社会・政治

争う

今日は長崎に原爆が投下され、さらにはソ連が参戦した日。 どうにもならなくなって、翌日御前会議が開催され、ポツダム宣言を受諾することを決定し、大日本帝國はついに無条件降伏となりました。 当時の大日本帝國臣民にとってはこれ以上ないほどの屈辱を味あわされた日です。 私の母は幼い頃長崎で被爆しましたが、今も元気です。 義母は東京大空襲を生き抜きましたが、母親と妹を失っています。 私たちの親世代は幼い頃戦争を体験しています。 私たちにとっては、教科書の中の出来事です。 しかし親が実際に体験したのだと考えると、遠い昔に感じられる第二次世界大戦も、そう古くは無いのかもしれません。 幸いにして私たちの世代は戦争を体験せずに50代を迎え、もはや戦争が始まっても徴兵に取られることは無いでしょう。 50過ぎの男を徴兵で取るなんてことになったら、その戦争は惨敗だということですから。 第二次大戦後、大国同士のガチンコ対決は今のところ起きていません。 核兵器の登場が、戦争を始めることを躊躇させていることが大きな要因でしょう。 しかしロシアはウクライナを侵略し、今もその戦いは続いています。 当初は数か月でロシアがウ...
社会・政治

新聞続報 

産経新聞に解約を申し込み、5月から新聞が配達されなくなったこと、しかし5・6・7の3カ月間銀行口座から引き落としがされており、販売所に電話しても「確認する」と言ったきりでそれきり電話が掛かってこないこと、産経新聞お客様相談窓口に電話したら、販売所に善処するよう伝えることといった経緯があったことは、すでにこのブログで紹介しました。 その後、いっこうに解決できていません。 しびれを切らして今日販売所に電話しましたが、誰も出ません。 ネットで調べると新聞をめぐるトラブルがたくさん出てきます。 物を売り、買ったほうは金をはらう。 買わなくなったら物は売れていないので請求しない。 その当たり前のことが、どうして出来ないんでしょう。 これはもう、法律相談に行くしかありません。 面倒なことになりました。 面倒ごとを起こしているのは、千葉市の産経毎日新聞都賀みつわ台SCと言う所です。 ここから新聞を取っている方がいたら、よほど気を付けたほうが良いと思います。
社会・政治

追悼 Ryuchellさん

先般タレントのRyuchellさんが27歳の若さで自殺したというニュースが飛び込んできました。 私はこの人についてはテレビで数回見たことがあるだけで、どういう生い立ちで、どのような人物なのかは知りません。 ただ、おかまっぽい見た目や仕草なのに、結婚して子供がいるということに驚かされた記憶があります。 女性に恋をしたのは奥様が初めてだと言っていたので、限りなくゲイに近いバイセクシャルだったのだろうと推測します。 もう20年も前のことになりますか。 職場の後輩が27歳で自殺しました。 過度の仕事量がストレスになったものと思います。 と言うのも、私が彼の前任者だったため、その席がどれほど多くの仕事を抱えているかよく知っていたからです。 ただし、量が多いだけで、難易度は極めて低かったと記憶しています。 それが、私が精神をやられなかった最大の原因だと思います。 自殺願望はうつ状態がひどい時に私を襲い、身辺整理を始めたことがあります。 しかし、あまりにも怖くて断念しました。 Ryuchellさんと言い、後輩と言い、27歳で自殺してしまうその心情には深く同情します。 ただ、仕事が苦痛なら辞職するなり...
社会・政治

スネかじり

30年以上前のことになりますが、多くの若者が就学も就労もせず、自宅に引きこもっていることが問題になりました。 この時はニートなる言葉が流行り、若者に特有の問題として扱われて、大人になって自覚を持てば社会に出るだろう、という雰囲気が漂っていました。 当時大学生だった私は、非常な違和感を覚えました。 中年になると突如として働きだすとでも? これらの問題は必ず長引いて、いずれは親が亡くなり、ニートなる若者たちも年を取ってしまい、生きる術を失うだろうと予感しました。 その悪い予感は、当たってしまったようです。 最近、50代の子を80代の親が面倒をみるという現象が多発して、5080問題と呼ばれるようになりました。 これは時を経ずして6090問題になり、70100問題に進み、ついには孤独死の異常な増加という結果をもたらすでしょう。 私は精神的な問題を抱えながら、浪人も留年もせずに22歳で大学を卒業して、公務員になりました。 考えられるかぎり我が国においては最も堅実な道を歩んだと言ってもよいでしょう。 30代後半の頃に精神的な問題が顕在化し、長く病気休暇を取る羽目に陥りましたが、40歳以降、この問題...
社会・政治

裏切り

一昨日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の代表、プリゴジン氏がプーチン政権に反旗を翻し、モスクワ目指して進軍を始めた、というニュースが飛び込んできました。 一度はプーチンの側近とまで言われた人物なんだそうですが、そういう人が反乱を起こしたというのは、プーチン政権にとって大打撃だったでしょうねぇ。 ロシア正規軍と傭兵部隊が戦闘状態に陥れば、内戦ということになり、ロシアの混乱は必至でした。 しかしプリゴジン氏はその日のうちにモスクワへの進軍をやめ、ベラルーシに向かったそうです。 亡命、ということになるのかもしれませんが、ベラルーシはロシアのウクライナ侵略を支持する数少ない国の一つ。 無事で済むとは思えません。 事実、ほぼ毎日更新されていたSNSへの投稿がぴたっと止まってしまったそうです。 おそらくは監禁されているか、粛清されているかのどちらかでしょうね。 一度反乱を起こしたのなら、徹底的に戦わなければ、時の政権から裏切りだとして殲滅、粛清されてしまうでしょう。 逆に反乱が成功した場合、それはほとんど革命とも言え、逆に政権側の人々が粛清されるでしょう。 それなのに、プリゴジンなる人物、ベラル...