社会・政治

スポンサーリンク
社会・政治

これから

民主党、やばいことになりましたね。 私は民主党には投票しませんでしたが、ここまで負けるとは。 日本の近現代史は、まるでジェットコースターのようですね。 明治維新から植民地獲得の戦争、あげくの敗戦。 戦後は高度成長、バブル、そして長く暗い、失われた十数年。 現在の日本は目標と希望を失っています。 そんな中、自民党は見切りをつけられて、先の衆議院選挙で民主党が圧勝し、政権交代が実現しましたが、鳩山政権は迷走を続け、管総理に代わったものの、結局民主党もダメだった、というわけでこのたびの選挙結果となりました。 前総理と前幹事長があれほど批判を浴びたのですから、負けることは当然としても、これからの政治運営は厄介です。 衆議院で民主党が圧倒的多数とはいっても、三分の二には届かないので、与野党の意見が食い違えば、法案は通りません。 完全な衆参ねじれです。  民主党は連立相手を探すでしょうが、公明党かみんなの党かどちらかしかありません。 渡辺代表率いるみんなの党は明確に連立を否定していますし、公明党も長く自民党と連立を組んでいた以上、簡単に民主党とくっつくわけにもいきますまい。 そうなれば、民主党はお...
社会・政治

選挙

今日は参議院選挙の投票日ですね。 私が住む千葉市は、いつも投票率が低いということで、新聞に載ってしまいます。 投票にはきちんと行ってこようと思います。 でも、誰に入れていいのやら。 事業仕分けの杜撰さや、政権運営の危なさをみると、民主党はいやだし、かといって自民党にも魅力はなく、支持を伸ばしているみんなの党が掲げる小さな政府、というのは行政サービスや福祉を低下させるだろうし、決め手に欠けます。 批判票として共産党に投票しても、死に票になってしまうし。 そうすると、自民万年堂かな。自民万年堂の政策はまあまあだと思いますが、選択的夫婦別姓法案はぜひ可決してほしいので、そうすると社民党かな。 ああ、難しい。
社会・政治

優先席

長崎の路線バスで、優先席に座っていた高校生に腹をたて、60歳の女性が高校生の顔を傘で突くなどして、鼻を骨折する重傷を負わせていた、とのニュースに接しました。 たかがそんなことで? 気持ちが悪かったのかもしれないし、怪我をしていたのかもしれないし、高校生だから優先席に座ってはいけない、ということはありません。そうはいっても健康を害していないのであれば、老人に席を譲るべきでしょうね。 しかし60歳というのは難しいところですね。 60歳だと元気に働いている人も多いし、下手に席を譲ると、老人扱いするな、と怒られる可能性もあります。  推測するに、この高校生は、譲ろうかな、どうしようかな、と迷っていたのではないかと思います。 いずれにしろ、問答無用で暴力に及んだこの女が一方的に悪いですね。 女はマンション管理人として働いていた、ということですから、社会人としての最低限のマナーは弁えていたはずです。 それがいきなり凶行に及んだとは。 こういう事件は動機を説明しようとしても無理でしょうね。 強い怒りの感情にとらわれ、それを制御できなくなったということでしょう。 なんで?と聞いても本人にすら答えられな...
社会・政治

NHK

昨日に続いて、相撲の話です。 NHKが名古屋場所の生中継を中止する、との発表がありました。 NHKに寄せられた意見の約6割が放送中止を求めているそうですね。 意外。 賭博行為は個人の犯罪なので、個人を罰すればよいですし、そのとおりに琴光喜関、大嶽親方は解雇と決まり、おそらく刑事訴追もされるのでしょう。 相撲協会が組織ぐるみで行った犯罪行為、反社会的行為はないはずです。 指定暴力団などの反社会的団体と深いつながりがあったとすれば、つながりをもった親方なりを処分し、今後も発覚次第処分すればよいわけです。 相撲協会は公益法人なので、税制上も優遇されており、高い公益性が求められることは間違いありません。 しかし私は、一部の者が犯罪行為を犯したからと言って、相撲協会が行うもっとも重要な事業であり、国民の関心が高い本場所の中継を中止するというのは、何か違和感を覚えます。 私が嫌いな、連帯責任、みんなという言葉を思い浮かべてしまいます。 先の大戦敗戦の際にも、一億総懺悔などと愚かなことを言いだして、責任の所在を不明確にしてしまいました。 問題は、いつ・誰が・どこで・何を、行ったかということです。白も...
社会・政治

タニマチ

大相撲の野球賭博問題がずいぶん世間を騒がせていますね。 相撲は神事だとか、日本の伝統だとか、たいそう相撲関係者は背負ってらっしゃるようです。 たしかに、相撲の歴史は古く「古事記」に、早くも力士(ちからひと)という名称が出てきます。 そしてそれは、神事でした。 しかし、江戸時代以降、相撲で生計を立てるプロの力士が誕生するに及んで、事情は変化します。 男芸者などと異名をとり、タニマチが巨額のご祝儀を贔屓の力士に与え、興行相撲は神事の型を残しつつ、娯楽になったわけです。 タニマチにしてみれば、粋な芸者を連れ歩くのと同じ感覚で、相撲取りをつれ歩き、相撲取りはタニマチに頭が上がらない、ということになってしまった現状をみれば、他の格闘技やスポーツよりも高い精神性を求めるのは、無理があると思います。 横綱だって大関だって、一般社会からみれば、若者です。しかもまわりからチヤホヤされる若者です。過ちを犯すこともありましょう。 野球賭博は犯罪ということなので、このたびの措置は仕方ありませんが、競馬競輪、パチンコ、パチスロと、世にはお上公認の賭事があまたあるのですから、野球も相撲も公営賭博にしたらどうでしょ...
スポンサーリンク