社会・政治

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させていただく?

近頃、鳩山総理をはじめとする民主党議員の過剰な敬語が耳障りに感じます。 昨日のテレビニュースで、昔水着姿で日銭を稼いでいた蓮なんちゃらとかいう議員が、役人に質問するために某省を訪れることを、「お会いをさせていただく」と言っていて、最初意味がわかりませんでした。 だいたい己の行為すべてに「させていただく」という表現を使うのは、いかにも奇妙です。その伝でいくと、飯を食うことを「ご飯を食べさせていただく」、糞をひることを「大便を用たしさせていただく」などとほざくのでしょうか。 前の総理は漢字の読み間違いで話題に上っていましたが、文法的にはおかしくありませんでした。小沢一郎などは、むしろ自民党議員の話し方に近いですね。また、悪人面した総理の弟も、それほど奇妙な敬語表現は使いません。 してみると、さきがけや日本新党出身者に特有の奇病なのでしょうか。 ひるがえって、わが国民にも、奇妙な言い回しが伝染病のごとく蔓延しています。 ファミリーレストランなどで注文の確認をする際、「~でよろしかったでしょうか」とか聞かれます。これから運ばれてくる料理に過去形で確認するのは、けつがむずむずするような違和感を覚...
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空港

テレサテンの歌ではありません。 昨日開港したとかいう、茨城空港のことです。 羽田も成田も不便な立地。 今度はそれに輪をかけて不便です。関東の空港はどこも都心からのアクセスが悪すぎます。福岡空港などは交通至便ですね。 首都圏にも、都心にすぐに出られる空港がほしいものです。羽田は首都高速を使えば便利ですが、モノレールも京急もうんざりしますね。 東京湾を埋め立てて、都心まで十分以内の地下鉄をどーんと通してほしいものです。 日本の航空行政は失敗ばかりです。
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費用対効果?

あるタレントが、昨今の婚活ブームについて、冬はイベントが集中している、この時期に活動を始めるのは費用対効果の面から有利である、との発言をしていました。 昔から、経済状況(特に男性の)は結婚に際して重要な条件でした。どんなに良い人でも、どんなに惚れ合っていても、収入がなければ食っていけません。金目の話の他に、昔なら家柄とか、現代なら学歴とかが加味されます。 それにしても、結婚相手を探すための費用までけちろうとは、心の中で思うならともかく、それを公共の電波に乗せようとは、あきれます。 物事には本音と建前がありましょう。それ言っちゃおしまいよ、という感じです。 先日新聞に、上海でも親同士の婚活が盛んだという記事がありました。そのなかである独身女性が、「今は市場経済よ。市場の中から一番良い男を選ばなくちゃ」と怪気炎をあげていました。 男女の仲というものは、最も繊細な機微に富んだものであったはずです。 それだからこそ、文学でも映画でも音楽でも、男女の話が多いのです。 なんだか競走馬の品定めを男女互いにし合うような考えは気味が悪いですね。
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幸せな鳩

鳩山総理の決断力のなさが話題になっていますね。 Aという意見もあるが、Bという意見もあるし、Cもある、色々議論を聞いて、最終的に判断するけど、その時期はいつだかわからない、というのが最近の鳩山総理の言い分です。 いかに連立政権とはいえ、いかにもわけがわかりません。 かつて、小泉劇場という激しい政治が行われました。私はこれに危惧を感じ、恐怖しましたが、あの力強い言い切りは、魅力的でもありました。政策には全く賛同できませんでしたが、政治スタイルは、好もしいものでした。 日本は小泉改革で人情のかけらもない、ミニアメリカみたいになってしまいました。 それを改めるのが、民主党政権の役割のはずです。 それなのに、トップの政治に対する他人事。 普天間基地問題など、馬鹿馬鹿しくて話になりません。前政権が辺野古移設で関係各所の合意を得るのに十年かかったというのに、みずからその合意をぶっ壊してにっちもさっちもいかなくなるなんて、相手国からみたらドタバタ以外の何物でもありますまい。 ここは一番、誰もが言うことを聞く実力者、小沢一郎に総理の座を渡すしかないような気がします。すんごく嫌ですが・・・。
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景気

私は難しい経済の話はわかりませんが、最近ニュースでデフレ不況という言葉を耳にします。 私が感じるのは、ボーナスが下がること、基本給が上がらないこと、による不景気です。会社によっては、ボーナスがまるっきり出ないところもあるようですから、出るだけまし、ということでしょうか。 照明器具の会社に勤める知人は、豪華なシャンデリアが現物支給されたことがあったとか。 宮仕えは、辛いものですね。