社会・政治

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うるさい

土曜日の朝、気持ちが良いです。 しかし、朝の静寂をみだりに破るやつらがいます。 参議院選挙立候補者です。 参議院選挙が近づいて、私が住む町もうるさくなってきました。 私が住むマンションは駅から数分の好立地で、日々その利便性を享受しているのですが、選挙のときはうるさくてかないません。 駅前で演説するのは選挙の常道、あらゆる党がやってきます。 私の家から駅のホームに出るまでに、ほとんどの候補者のビラが入手できます。 前回衆議院選挙のときは、今の総理が演説に来て、しかもそれがちょうど夕方の帰宅ラッシュに重なって、帰ろうとする人と、足を止めて演説を聞こうという人、さらにそのためだけにわざわざ駅前に来た人が混然として、ミーハーにも私も菅直人を一目見ようと駅前に出かけましたが、人の多さに気持ち悪くなって早々に退散しました。 今回はまだ私の使う駅前には大物は来ていません。できれば誰も来ないでほしいと思います。候補者の政策は新聞やテレビ、インターネットで知ることができますから。 まずはあんまりうるさいやつには投票しないことにしましょう。 以下のDVDは、自民党新人の実際の選挙活動を追ったドキュメンタリ...
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レッド・チャイナ

近頃、新聞を開けば中国、テレビニュースをつければ中国。うんざりです。 経済成長、たいへん結構。軍事力の増強も良いでしょう。オリンピック、万博、かつて我が国も通ってきた道です。 しかし、高度経済成長下の我が国と、現在の中国では、決定的に違っている点があります。 経済的にはともかく、政治的には、中国が一党独裁の国家だということです。 悪名高い天安門事件のことは、今だ中国ではタブーだと聞きます。 私は米国のように、どこもかしこも自由と民主を、とは思いません。 お国柄、さまざまな政体があってよいでしょう。 そうはいっても、万博入場者が少ないからと、政府がヤラセで動員をかけたり、偽ブランド品が堂々と出回っていたり、知的財産権という観念がなかったり、自由主義国家と同じ土俵で相撲を取ることは無理があるのではないかと思います。 かつてレッド・チャイナに君臨したマオ主席が推し進めた文化大革命は無残な破壊をもたらしました。 経済成長や軍事拡張を追い求め、国民の、自由や民主、格差是正などの願いが聞き届けられない場合、中国にもう一度大きな混乱が生じると、私は思っています。 日本もかつて、バブルに狂いましたが、...
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阿久根市長の暴走?

最近、鹿児島県阿久根市の竹原市長の言動が何かと物議をかもしていますね。 議会への出席を拒否したり。 市役所幹部に議会での答弁を拒否するよう命じたり。 些細なことで某係長を懲戒免職にしたところ、某係長が裁判を起こし、懲戒免職の無効が命じられたのに、給料も払わず、出勤も認めなかったり。 ブログで、昔は障害者は自然に淘汰されていた、という趣旨の明らかな差別記事を書いたり。 市長以下全職員と市議会議員のボーナスを50%減額する、という重要な決定を、議会も開かず行ったり。 議会で、「お前らとは話をしない」などと激高して暴言を吐いたり。 数え上げたらきりがありません。 ついには職員の9割以上が市政運営の正常化を求める上申書に署名したそうです。市長は総務課長に、上申書を読まずにシュレッダーにかけることを命じたとか。部下の讒言に耳を貸さない、愚かな独裁者です。 どんなに高邁な理想を持っていても、素晴らしい政策を実行しても、方法が間違っていれば、人は反発し、離れていきます。政治家にとっては、致命的なことです。何より不幸なのは、この人に一票を投じた有権者です。 どうもマスコミ及び市議会それに市役所職員に対...
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投票

参議院選挙の日程が決まりましたね。 民主党は代表交代で支持率が急速に上がっているとか。 べつに政策が変わったわけでもないのに不思議な現象ですね。つまり民主党の支持が落ちていたわけではなくて、鳩山前総理の支持が落ちていただけ、ということでしょうか。 私は国政、地方選挙問わず、投票にはなるべく行くようにしています。 投票行動は一定しておらず、自民党に入れたこともあれば共産党に入れたこともあります。 私の祖母は、14年ほど前に亡くなりましたが、戦後の、初めての女性も含めた普通選挙に投票に行ったときのことを、熱く語ってくれました。戦前は、普通選挙が実施されていたとはいっても、男性にしか選挙権はなかったわけですから、祖母は自分が投票をする時代がくるなどとは、思っていなかったことでしょう。投票の引き換え券を胸に大事に握りしめて、投票所である小学校まで走って行ったそうです。 誰に投票したのか、と問うと、顔の良い男の人、と答えました。 それ以降もかかさず投票に行ったらしいですが、その都度、政策などは気にせず、顔の良い男に入れ続けたそうです。それも投票所に貼ってあるポスターを見てその場で決めるとか。 顔...
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活動写真

戦前の少年犯罪について書かれた本を読みました。主に少年院が収容者に聞き取り調査して、法務省の内部資料にしたもののようです。 このなかで、不良少年のほとんどは活動写真と冒険小説に耽溺しています。 今、冒険小説でも読めば読書家として誉められ、映画好きといえば高尚な趣味と感心されるでしょう。 ところが大正期には、活動写真を見るというだけで、不良と呼ばれ、現に良家の子女はそんなもの見なかったようです。 大泥棒が活躍する活動写真に影響されて泥棒を働いた、とか、放浪のガンマンに憧れて家出した、とか、そんな話たくさん載っていました。 今でいえば、ポルノを見て強姦するような感じでしょうか。 そういえば、高校生のころ、寅さんに憧れて、学校をさぼって柴又に行った、という級友がいました。暴力沙汰を起こして、退学処分になってしまいましたが、今頃どうしているでしょうか。 戦前期少年犯罪基本文献集 明治・大正編 1(全10巻)日本図書センターこのアイテムの詳細を見る
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