社会・政治

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費用対効果?

あるタレントが、昨今の婚活ブームについて、冬はイベントが集中している、この時期に活動を始めるのは費用対効果の面から有利である、との発言をしていました。 昔から、経済状況(特に男性の)は結婚に際して重要な条件でした。どんなに良い人でも、どんなに惚れ合っていても、収入がなければ食っていけません。金目の話の他に、昔なら家柄とか、現代なら学歴とかが加味されます。 それにしても、結婚相手を探すための費用までけちろうとは、心の中で思うならともかく、それを公共の電波に乗せようとは、あきれます。 物事には本音と建前がありましょう。それ言っちゃおしまいよ、という感じです。 先日新聞に、上海でも親同士の婚活が盛んだという記事がありました。そのなかである独身女性が、「今は市場経済よ。市場の中から一番良い男を選ばなくちゃ」と怪気炎をあげていました。 男女の仲というものは、最も繊細な機微に富んだものであったはずです。 それだからこそ、文学でも映画でも音楽でも、男女の話が多いのです。 なんだか競走馬の品定めを男女互いにし合うような考えは気味が悪いですね。
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幸せな鳩

鳩山総理の決断力のなさが話題になっていますね。 Aという意見もあるが、Bという意見もあるし、Cもある、色々議論を聞いて、最終的に判断するけど、その時期はいつだかわからない、というのが最近の鳩山総理の言い分です。 いかに連立政権とはいえ、いかにもわけがわかりません。 かつて、小泉劇場という激しい政治が行われました。私はこれに危惧を感じ、恐怖しましたが、あの力強い言い切りは、魅力的でもありました。政策には全く賛同できませんでしたが、政治スタイルは、好もしいものでした。 日本は小泉改革で人情のかけらもない、ミニアメリカみたいになってしまいました。 それを改めるのが、民主党政権の役割のはずです。 それなのに、トップの政治に対する他人事。 普天間基地問題など、馬鹿馬鹿しくて話になりません。前政権が辺野古移設で関係各所の合意を得るのに十年かかったというのに、みずからその合意をぶっ壊してにっちもさっちもいかなくなるなんて、相手国からみたらドタバタ以外の何物でもありますまい。 ここは一番、誰もが言うことを聞く実力者、小沢一郎に総理の座を渡すしかないような気がします。すんごく嫌ですが・・・。
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景気

私は難しい経済の話はわかりませんが、最近ニュースでデフレ不況という言葉を耳にします。 私が感じるのは、ボーナスが下がること、基本給が上がらないこと、による不景気です。会社によっては、ボーナスがまるっきり出ないところもあるようですから、出るだけまし、ということでしょうか。 照明器具の会社に勤める知人は、豪華なシャンデリアが現物支給されたことがあったとか。 宮仕えは、辛いものですね。
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流行

最近の流行は、事業仕分けですね。 端から次々に各種事業にメスを入れて、お白洲よろしく金を削れの大合唱。 事業を廃止するならともかくも、金を削ってなお、効率化して前と同じ成果を出せとは、あまりに酷。 二十五年前の中曽根行革このかた、金は削減され続け、もはや現場はお手上げ状態。行政の現場では無駄と知りながら法令に縛られてやらなければならない仕事があまりにも多く、過重なサービス残業を強いられて病人やら自殺者やらを出す始末。 よく民間ならそんなことは考えられない、とか言います。当たり前です。法令を遵守すると、無駄が生まれるように作られているのですから。法律を変えられるのは国会だけです。役人は、作られた法律に忠実に働くのです。 憲法に明記された予算の単年度主義をやめて、ゆとりをもった思考や仕事をやりたいものです。 しかしそれには憲法改正が必要。そうなれば自衛隊は軍隊なのか、という阿呆な神学論争が飛び出し、9条は唯一の神様の教えか、と見まごうばかりのアホダラ経が始まります。 日本はすでに軍事大国。それを今さら未来永劫戦争はしませんなどと、まともな目があれば信じますまい。攻められればこれに対抗するの...
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スーパーコンピューター

先の事業仕分けで、スーパーコンピューターの開発事業がほぼ予算見送りになりましたね。仕分け人の「なぜ世界一でなければ駄目なのか?世界二位ではなぜいけない」という趣旨の発言が報道されていました。 なんと愚かな。 先端技術は日進月歩。常に新技術の開発のため、不断の努力を続けなければなりません。とくに資源もないわが国において、科学技術は重要です。民主党も科学技術立国とか言っていたではありませんか。 世界二位でいいとか言って技術開発を怠っているうちに、あっという間に三位になり十位になり、ついには技術は滅ぶのです。 研究教育費も、削減となりました。 早急に成果が出る事業にばかり予算をつけ、国家百年の計である研究教育費を削減するとは、教育を重視してきたわが国の伝統を忘れた、愚かなことと言わざるを得ません。 日本人を愚民化して、目先の利益ばかりを追うようなことは、絶対にしてはいけません。 今、文部科学省のホームページで、事業仕分けに対する意見を募集しています。実際に予算編成を行う際、参考にするのでしょう。
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