社会・政治

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事業仕分け?

近頃、事業仕分けなるものが行われています。 ペーパー資料だけを見てこれは廃止だの、これは予算削減だのと、役人に突っ込んでいる姿を見ると悲しくなります。現場にも行かず、現場を見もせず、机上の空論で、結論を出しているのです。ことを急いているとしか思えません。ことを急いたらしそんじる。 私は文部科学省系の機関に勤めていますが、経費削減で電気代も、水道代も払えなくなっているのです。 某議員は儲かるかどうかばかり気にしていますが、そもそも国の仕事は儲かりません。国防でも、警察でも、教育研究でも、金を食うばかりです。儲かるのなら、さとい民間がやっていることでしょう。 何が何でも金を減らしたいなら、国家公務員を減らしなさい。 先進国中、もっとも人口比で数が少ない国家公務員を減らしなさい。 誰もそれを言わないのが、不思議です。国家公務員の巨大な票を恐れているのでしょうか。 国家公務員は、国家試験に合格し、国旗と大臣の前で国家に忠誠を誓ったのです。 その国家公務員を減らしなさい。
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森田健作千葉県知事

小春日和の陽に誘われて、千葉市中心部をふらふらしました。 妙見様を祀る千葉神社では、多くの親子連れが七五三に訪れていました。 赤やピンクの着物を着た女の子は可愛いですね。 ちょっとヤンキーっぽく見える男の子の派手な着物姿も趣深いものでした。お祖父ちゃん・お祖母ちゃんも多くいました。 光り輝く命そのもののような子供たちが、時のうつろいとともに皺深い老人になっていくかと思うと、それが生物の営みとはいえ、もののあわれを感じずにはいられませんでした。 千葉市中央公園では、来年に迫った千葉国体のPRイベントを行っていました。千葉名産を各種とりそろえた屋台が出て、食欲をそそる香りを漂わせていました。 舞台では、ジェフ千葉と千葉ロッテの専属チアリーダーが派手な踊りを繰り広げ、チーバくんも一緒に踊っていました。チアリーダーというのはいかにもとってつけたような笑顔が不気味ですね。わが国の伝統的な舞は、無表情で舞うのが普通ですから、違和感を禁じ得ませんでした。 最後に千葉県知事と千葉市長が登場して威勢のいい声を張り上げていました。 森田健作知事という人は、嫌味なくらい元気ですね。松岡修造なんかもそうですが...
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被爆地でオリンピック?

先ほどのニュースで、広島・長崎両市でオリンピックを共同開催すべく、立候補する、とかいう話を耳にしました。しかも平和を発信するとか。 なんと愚かな。 原爆被害は甚大でした。しかし、殺された人間個々人にとってみれば、銃で撃たれようと、刀で刺されようと、原爆を食らおうと、同じことです。その人が死ぬのです。 それを、一人日本が核兵器で攻められたからといって、特別な被害を受けたと考えてはいけません。 そんなことを言えば、中国は南京を、米国は真珠湾を、ポーランドはアウシュビッツを、スペインはゲルニカを、言い募ることでしょう。 そもそもスポーツのお祭りに、政治的な理由を付けるべきではありません。 繰り返し言いますが、核兵器の被害が、他の殺戮行為と比べて、特別なことではありません。日本が行った加害行為を、忘れてはいけません。広島・長崎両市がオリンピック開催に名乗りを挙げれば、必ず、世界の失笑と反発を買うでしょう。 私は、母が幼少時に長崎で黒い雨を浴びた被爆2世です。母は、被爆者手帳を持っており、私とて、白血病発病の恐怖から逃れたことはありません。 しかし、広島市長・長崎市長が、まるで原爆を食らったこと...
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友愛?

鳩山総理が、友愛社会の実現などと、愚かな言葉を吐いています。 すでに決まった補正予算から三兆円もの金額を無駄といって削減し、年収一億円の家庭も年収二百万円の家庭も一律に同じこども手当てを配ろうとしています。これをバラマキというのです。 三兆円の補正予算が削られて、泣くにも泣けず、怒るにも怒れず、ついには自殺にいたる者や、精神病を発症する者が多数発生することは、火をみるより明らかです。補正予算というものは、何も一部権力者の利益のために組まれたものではありません。何年にもわたる調査と、政治家の熟慮によって生まれたものです。それを一瞬にして闇に葬ろうとは、いかに選挙に大勝したとしても、許されることではありません。 来年度予算の編成によって、民主党の政策を実現すべきです。10月に入って新たに今年度予算を組み替えようなどとは、国家の会計制度を知らぬ愚か者の所業というべきです。 また、天下りといえば悪の権化のように言いますが、斡旋を受けた再就職と、公募による再就職の間に、どんな違いがあるでしょう。しょせん、同じ面子が選ばれるだけです。大体、国家公務員の定年が60歳で、年金の支給開始が65歳です。5...
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官製ワーキングプア

大阪市から地下鉄の清掃を請け負っている業者の派遣社員が、一日6時間駅の清掃を行いながら、手取り収入が月9万円で、生活保護を申請したら生活保護基準額を下回るため、差額の2万6千円の受給が認められたそうです。 業者は予定価格の48%で落札したとのことで、仕事が欲しいあまりのダンピングに近い価格で応札したのでしょう。その結果、最末端にしわ寄せがいったのですね。 税金を有効に使うための入札の結果、税金から生活保護を支給することになった、などというのは、泣くに泣けない、笑うに笑えない話です。 清掃員も働く気が失せるでしょう。 昔1円入札というのが問題になったことがあります。 損して得とれ、ということでしょうが、役所の入札制度はそういう事態を想定していません。安ければ安いほどいい、という制度です。 これは予定価格の他に、最低落札価格というのも定めなければいけないのかもしれません。 いやなニュースです。
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