社会・政治

社会・政治

天皇誕生日

今日は天皇誕生日でお休みでした。 天気もいいのに、家でごろごろ。 復職してもうじき三ヶ月。仕事以外は、ごろごろしてばかりいます。 もう少し活動的な休日を過ごしたいと思うのですが、ままなりません。 今は自然な回復を待つほかありません。
社会・政治

改革の親分

かつて流行った改革とやらの親分が引退を表明しました。 私は、この改革が契機となって、最初のうつエピソードを発症しました。 国立の研究機関や大学が法人化され、会計制度が官庁会計から企業会計に変わりました。国立研究機関の会計事務を十五年も続けていた私には、天地がひっくり返ったような大事件でした。会計規則は法人化後も細部が決まらず、しかも当時、国立大学の本部契約総括主任だった私は、各学部の契約担当係からの怒気を含んだ問い合わせや、常駐している監査法人からの厳しい指摘に耐えなければなりませんでした。 法人化一年目を乗り切ったとき、私は、壊れていました。 二年目の8月から半年間、休職に追い込まれました。 正職員の大幅な削減と、多くの派遣職員の採用がセットで行われました。 しかも、派遣契約の入札は、派遣会社いじめともとれるような、過酷な予定価格をもって、行いました。 その予定価格を作ったのは、私です。 政府の方針によるものであり、まさに弱者切捨てでした。 政府関係機関は派遣会社をいじめ、派遣会社は派遣社員をいじめるのです。 私は、年功序列を悪いとは思いません。 圧倒的多数の人間は凡人です。凡人でも...
社会・政治

バブル

テレビのニュースショーで、ジュリアナ東京の一夜限りの復活の様子が放送されていました。 バブル全盛時、私は大学生で、世の中の狂気じみた浮かれ騒ぎを、冷ややかに見ていました。 私が社会人一年生の時、バブルははじけ、世の中は失われた10年へと向かっていきました。私の社会生活は、始まりから、暗鬱な空気に包まれていました。  小泉首相の登場で、国家公務員だった私は、独立行政法人職員となりました。 給料は上がらず、人が減らされ、仕事は増える。職場のシステムは大変革を迫られる。そのストレスに耐え切れず、精神病を発症しました。 そして、今、年金やら、景気後退やら、赤字国債やらと、嫌な話ばかりです。 無常を感じずにはいられません。 精神病と社会状況のダブルパンチで、私はすっかり白けてしまいました。 それでも、生きなければならない。 そのしんどさに、私は呆然とするのです。
社会・政治

蟹工船

今朝、朝食前に半身浴をしながら、「まんがで読破 蟹工船」を読みました。 私はプロレタリア文学というものに全く関心が持てず、これまで敬して遠ざけてきました。 ところが、昨今、ワーキングプアとかいう問題のせいか、「蟹工船」が多いに売れていると聞いて、まんがなら読めるかなと思い、読みました。 内容については、とくにコメントすべきことはありません。 ただ、私の趣味ではない、というだけです。 今日は一日雨とのこと。散歩はお休みして、書き物をやろうかと思っています。それに飽きたら、何か読みましょう。蟹工船 (まんがで読破)小林 多喜二イーストプレス蟹工船・党生活者 (新潮文庫)小林 多喜二新潮社