社会・政治

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開戦

今日は12月8日。 1941(昭和16)年に日本軍が真珠湾に停泊していた米国艦隊を奇襲攻撃し、太平洋戦争が始まった日です。 一般に敗戦のラジオ放送が流された8月15日のほうが戦没者慰霊の行事が行われ、よく知られていますが、始めなければ終わらないわけで、12月8日というのは重要な日です。 真珠湾攻撃で米国艦隊は壊滅的な打撃を受け、一時戦闘能力を喪失したと伝えられます。 しかし山本五十六連合艦隊司令長官は真珠湾に敵空母がおらず、したがって空母を叩くことが出来なかったことをもって、華々しい戦果を挙げた真珠湾攻撃を成功とは考えていなかったと伝えられます。 巨大戦艦と空母とどちらが強いか議論が分かれていた当時、山本指令長官は空母のほうが強いと考え、事実、開戦から程なくして、日本の空母群は航空機攻撃によって当時世界最強と謳われた英国の戦艦プリンス・オブ・ウェールズを呆気なく沈めてしまい、空母の優位性を証明しました。 それなのにわが国は武蔵だの大和だの、巨大戦艦を作っていたのです。 そんな暇と金があれば空母と軍用機を作れば良かったのにと、今になって思います。 ご承知のとおり、当初は大きな戦果を挙げて...
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失われた世代

今日はわが国において敗戦を告げるラジオ放送があった日。 我が国にとってこれ以上無い屈辱の日。 もう78年も経つのだそうです。 我が国はその後高度経済成長を経てバブル経済へと突き進み、ついにバブルが弾けてもう30年以上も物価は上がるのに給料が上がらない状態が続いています。 バブル後10年くらいは失われた10年なんて言って、いずれは景気も良くなる、という気分が我が国を覆っていましたが、さすがにもう失われたのではなく、そうなるべくしてそうなっただけで、これが我が国の姿だとしか言いようがなくなりました。 我が国はもはや貧しい国に成り果ててしまいました。 一般に失われた世代(Lost Generation)というのは、1920年代、第一次世界大戦で多くの命が奪われ、伝統的価値観に対し冷笑的になった欧米の青年たちを指す言葉だったと記憶しています。 自堕落になり、酒や享楽に溺れた世代。 しかもこの世代、青年期を第一次大戦のなかで過ごし、中年に至って世界大恐慌に見舞われ、50代では第二次大戦を迎えるという、言わば貧乏くじ世代。 最近ではコロナ禍により、学校行事等が中止され、様々な行動が制限された現代の...
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争う

今日は長崎に原爆が投下され、さらにはソ連が参戦した日。 どうにもならなくなって、翌日御前会議が開催され、ポツダム宣言を受諾することを決定し、大日本帝國はついに無条件降伏となりました。 当時の大日本帝國臣民にとってはこれ以上ないほどの屈辱を味あわされた日です。 私の母は幼い頃長崎で被爆しましたが、今も元気です。 義母は東京大空襲を生き抜きましたが、母親と妹を失っています。 私たちの親世代は幼い頃戦争を体験しています。 私たちにとっては、教科書の中の出来事です。 しかし親が実際に体験したのだと考えると、遠い昔に感じられる第二次世界大戦も、そう古くは無いのかもしれません。 幸いにして私たちの世代は戦争を体験せずに50代を迎え、もはや戦争が始まっても徴兵に取られることは無いでしょう。 50過ぎの男を徴兵で取るなんてことになったら、その戦争は惨敗だということですから。 第二次大戦後、大国同士のガチンコ対決は今のところ起きていません。 核兵器の登場が、戦争を始めることを躊躇させていることが大きな要因でしょう。 しかしロシアはウクライナを侵略し、今もその戦いは続いています。 当初は数か月でロシアがウ...
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新聞続報 

産経新聞に解約を申し込み、5月から新聞が配達されなくなったこと、しかし5・6・7の3カ月間銀行口座から引き落としがされており、販売所に電話しても「確認する」と言ったきりでそれきり電話が掛かってこないこと、産経新聞お客様相談窓口に電話したら、販売所に善処するよう伝えることといった経緯があったことは、すでにこのブログで紹介しました。 その後、いっこうに解決できていません。 しびれを切らして今日販売所に電話しましたが、誰も出ません。 ネットで調べると新聞をめぐるトラブルがたくさん出てきます。 物を売り、買ったほうは金をはらう。 買わなくなったら物は売れていないので請求しない。 その当たり前のことが、どうして出来ないんでしょう。 これはもう、法律相談に行くしかありません。 面倒なことになりました。 面倒ごとを起こしているのは、千葉市の産経毎日新聞都賀みつわ台SCと言う所です。 ここから新聞を取っている方がいたら、よほど気を付けたほうが良いと思います。
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追悼 Ryuchellさん

先般タレントのRyuchellさんが27歳の若さで自殺したというニュースが飛び込んできました。 私はこの人についてはテレビで数回見たことがあるだけで、どういう生い立ちで、どのような人物なのかは知りません。 ただ、おかまっぽい見た目や仕草なのに、結婚して子供がいるということに驚かされた記憶があります。 女性に恋をしたのは奥様が初めてだと言っていたので、限りなくゲイに近いバイセクシャルだったのだろうと推測します。 もう20年も前のことになりますか。 職場の後輩が27歳で自殺しました。 過度の仕事量がストレスになったものと思います。 と言うのも、私が彼の前任者だったため、その席がどれほど多くの仕事を抱えているかよく知っていたからです。 ただし、量が多いだけで、難易度は極めて低かったと記憶しています。 それが、私が精神をやられなかった最大の原因だと思います。 自殺願望はうつ状態がひどい時に私を襲い、身辺整理を始めたことがあります。 しかし、あまりにも怖くて断念しました。 Ryuchellさんと言い、後輩と言い、27歳で自殺してしまうその心情には深く同情します。 ただ、仕事が苦痛なら辞職するなり...
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