社会・政治

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貧乏な国

10月15日から10月18日まで、喘息の発作で入院してから一か月以上が過ぎました。 その間、毎日吸入とうがい薬を使ったうがいを欠かさず、煙草も絶って、今のところ喉の調子は良い感じです。 わずか数日の入院でしたが、二度と入院はしたくないと思います。 病院食はまずくて、それでも体力をつけなければと必死で食いました。 病院の代金は高く、保険は5日以上の入院でなければおりないということで、仕方なく自分の預金から払いました。 我が家は共働きで、しかも同期とあって、同居人の給料と私のそれはほぼ同額です。 家計にはお互い50%を入れています。 そうすれば一人前の収入が家計費になるので、数年前に住宅ローンの返済が終わったため、預金は増える一方で大分楽になりました。 また、家計費に50%を入れると言うことは、残りの50%が自分の小遣いになるということで、そんなに使えるはずもなく、私個人の預金も大分増えています。 同居人は金を買ったりして、資産を増やしています。 私はそういうことは苦手で、資産運用はしていません。 金利は馬鹿みたいに低いですが、銀行に預けていればリスクは0で、私にはそれが合っているようです...
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国葬

本日は見事な秋晴れに恵まれました。 久しぶりに、ご近所を1時間ほど散歩。 気持ちの良い散歩となりましたが、コロナが流行する前はしょっちゅう用事もないのに都内各地に出かけ、歩き回っていたことを思うと、少し、寂しい気持ちになります。 明後日は安倍元総理の国葬とあって、きっと都内は厳重に警備を行っていることでしょう。 安倍元総理の国葬については、強硬に反対する人々がおり、それだけでも、国葬を中止したほうが良いのではないかと思います。 法的根拠が無いとか金がかかるとか、様々な理由があるのでしょうが、結局は安倍元総理が大嫌いというだけのような気がします。 お葬式というもの、多くの人が故人を悼み、静かに別れを告げるために執り行うべきと考えます。 今の状況で国葬を強行しても、安倍元総理を悼むというよりは、安倍元総理が行った政策の数々を貶めるための儀式になってしまいそうで、なんだか嫌な感じがします。 国葬にこだわる必要は無かったのではないかと思います。  国葬ではなく、吉田茂元総理を除く歴代総理と同様に、自民党と内閣が行う合同葬儀で十分でしょう。 それならば誰も文句は言いますまい。 お葬式を政争の具に...
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おそろしあ

首都圏に大型台風が接近中。 九州あたりはすでに被害を受けているようです。 今、千葉市は昼間だと言うのに外は真っ暗で雷鳴が轟いています。 朝、まだ雨が降り出す前に買い物を済ませたので、私はただ、マンションの窓から外を見つめて慄いています。 ここ数年、台風は大型化、狂暴化の一途を辿り、異常気象はすでに異常ではなく、日常化してしまいました。 季候がおかしくなると、生活のすべてが狂っていきます。 ただでさえ人間の社会は狂っているというのに。 例えばロシアとウクライナの戦争。 ロシアが超軍事大国であると思えば、ウクライナなどひとたまりもないと思っていましたが、善戦著しく、ロシアに対して反転の勢いです。 狂った指導者、プーチンにはとてつもない誤算でしょう。 しかし、ロシアを侮ってはいけません。 ナポレオンもヒトラーも、ロシアにというよりロシアの冬にやられてしまいました。 もしかしたら、プーチンは冬の到来を待って大規模な攻勢を仕掛けるつもりかもしれません。 おそろしあ。
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英国のエリザベス女王が亡くなられたとか。 ずいぶんな長生きで、息子の新国王はすでに御年73歳。 73歳で新国王とは驚きです。 現在、天皇陛下を含め、世界各国に王室が残存していますが、これらはいつまで続くのでしょうか。 今時天皇だの王様だの、時代錯誤な気がします。 わが国の皇室の人々、生物学的には人間ですが、社会学的には人間ではありません。 選挙権も被選挙権もなく、職業選択の自由も住居の自由も無い。 いわば現代の賎民とでもいうべき存在です。 あらゆる権利や自由を制限し、その代わりに崇め奉るとは、そしてそんな人々の存在を許すとは、私にはにわかには信じられません。 さらには宮内庁だの皇宮警察だのに莫大な税金を投入する。  そんなことまでして、誰にどんな利益があるのでしょう? このブログで何度も書いたとおり、私は天皇制は廃止すべきものと考えています。 差別はいけないと言いながら、国家総出で皇室の人々を差別しているではないですか。 人間らしい生活をおくれるよう、差別は撤廃すべきです。 聖と賤が表裏一体であることなど、さんざん言い古された物言いです。 聖とされる人は必ず賤なのです。 そういう者の存...
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戦前か?

今日は敗戦記念日なのですね。 77年経つのだそうで。 ずいぶん長い間、わが国は平和を享受してきました。 それは有難いことだと思います。 ただ、昨今の世界情勢を見るにつけ、不安がよぎります。 主要な大国は武力で領土拡張を狙うのはご法度というのがつい最近までの常識だったと思います。 しかるに、ロシアはウクライナを侵略し、戦いはもう5カ月も続いています。 ひと昔前だったら世界大戦になっていてもおかしくないと思います。 西側の民主主義国家群は現代の常識に沿い、ロシアと戦おうとしません。 ロシアの野望が達せられたら、ロシアと同じ専制国家の中国が台湾を武力で奪い取ろうとするかもしれません。 そうなったらわが国も無傷ではいられないでしょうね。 昨年までの8月15日と今日では、状況が大きく変わってしまいました。 昨年までは戦後だったかもしれませんが、今、わが国は戦前を迎えたような気がします。 次なる戦争の戦前。 民主主義国家は専制国家の脅威にさらされています。 わが国は米国に占領され、わが国が再度軍事大国になって世界を相手に戦うことを恐れた米国によって、即席の憲法で武装を禁じられました。 しかしソ連と...