映画 キャタピラー
今日はこの前の日曜出勤の振替でお休み。 朝からDVD鑑賞を楽しみました。 寺島しのぶが多くの映画祭で主演女優賞を受賞した「キャタピラー」です。 戦時中のある村に傷痍軍人となってある少尉が帰ってきました。 傷痍軍人とはいっても半端ではありません。 両の手足を失い、耳も聞こえず、満足に話せない。 ただ世を恨むような鋭い眼光だけが、彼の無念を物語っています。 新聞に生きた軍神と取り上げられ、勲章をもらい、村で生きた軍神様として崇敬の念を集めています。 しかし、寺島しのぶ演じる軍神の妻にしてみれば、新たな地獄の始まりです。 世間では貞節な軍神の妻を演じ、家に帰れば肉の塊にすぎない夫の世話。 軍神は食うことと、妻の体を求めることにだけ、凄まじい執念を見せます。 食うか、寝るか、やるか。 妻はそれに耐えながら、日本の勝利を信じて軍神の妻を演じます。 日本軍の配色が濃くなると、軍神はかつて中国大陸で犯し、殺した女たちの幻影に怯えるようになります。 そして迎えた敗戦。 夫と妻はそれぞれ違う将来を求めるのです。 寺島しのぶの演技があんまり大仰で、正直感情移入できませんでした。 一般的な日本人はあんなに泣...