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社会・政治

長妻VS細川

近頃ニュースをにぎわせている専業主婦の国民年金への切り替え忘れによる年金未納をチャラにしようという厚労省課長通達。 通達を廃止して課長を更迭で終わりにしようとしたようです。 細川厚生労働大臣は前任者が決めたことで知らなかったし引き継ぎもなかった、と言い訳し、当時副大臣だったことをお忘れのようです。 長妻前大臣は負の遺産を断ち切るためには不公平が生じてもやむを得ないと判断し、それは省内はおろかマスコミも含めてオープンに議論したのだから、当時副大臣だった現大臣が知らないはずがない、と反論しました。 面白いですねぇ。 前大臣と現大臣が責任のなすりつけあい。 更迭された課長はたまったものではありません。 民主党が声高に叫ぶ政治主導とは、手柄は政治家に、責任は役人に、ということでしょうか。  大体なんで大臣が判断したと言っているものを課長決裁で済ませ、課長名で通知するんでしょうねぇ。 こうなってくると、厚生労働省幹部が将来問題になることを承知のうえで、大嫌いなミスター年金、当時の長妻大臣を困らせてやろうと、手続きに瑕疵を残したとしか思えませんねぇ。 役所の手続きに疎かったであろうミスター年金は、...
お笑い

YMT56

YMT56 昨日あるテレビ番組を見ていたら、ユーチューブに投稿されたおかしな動画を紹介しており、その中でYMT56なる男子大学生ばかりで構成されたグループの踊りがイカシテいました。 要はAKB48の曲を忠実に再現し、音はオリジナルを流して男子学生たちは口パクで激しく踊るのです。 一点の照れも恥じらいもなく激しく踊るその様は、狂気を帯びているようにさえ見えます。 一種神々しいようなきらめきさえ、感じられます。 もちろん、華奢な少女たちで構成されるAKB48とは違い、見るからにむさくるしい男どもですが、AKB48が乗り移ったかの如き笑顔を浮かべ、ミニスカートをふり乱して踊ります。 感動に包まれること必至です。 お馬鹿なおふざけも一心不乱にやると感動を呼ぶんですねぇ。  ちなみに、ほとんどのメンバーが早稲田大学の学生で、少し東京大学が混じっているようです。 将来はエリートとして枢要な地位に就くのであろう学生さんたち。 早稲田らしいですねぇ。 ちなみにYMT56とは、彼らが尊敬する山本五十六元帥からとったそうです。 これは旧制高校生がよくやった、というストームなのでしょうか?  ⇒ YMT56...
文学

楽園

旧約聖書に拠れば、アダムとイブは知識の果実を食べてしまったがゆえに、楽園を喪失したことになっています。 これは一人キリスト教の問題に留まらず、広く人類全体の社会を言い表わしているものでしょう。 私たちは荒野に立っているのであり、あるいは立ち続け、あるいは歩き続けなければならないという、失楽園の苦しみを生まれながらにして持っています。 川端康成に「眠れる美女」という佳品があります。 強い睡眠薬で深い眠りに落ちている美少女。 高額の金を払って一夜を共にするのは、老いて不能となった老人。 本番行為以外は眠っている美少女に質の悪いものでなければ、いたずらをしてもよい、というのが店のルールです。  しかしここを訪れるのはいずれも役立たずの老人。 本番行為など、夢のまた夢です。 そこで老人たちはただ添い寝し、あるいは全身をなでまわし、若い女体に接することで、過ぎ去ったプレイボーイ時代の思い出に浸ったり、若さへの憧憬を取り戻したりするのです。 そこに、一人だけ、性的能力を保持したままの老人がやってきます。 しかし老人は戸惑います。 薄暗い部屋のベッドで昏々と眠る裸の美少女。 老人は、自分にはルールを...
思想・学問

地球外生命体

昨日の新聞に、米国の宇宙生物学者が、隕石の中から藻に似た生物の化石と推測される成分を確認した、と掲載されていました。 宇宙生物学者は論文に広く意見を求める、とのコメントをつけ、これが直ちに地球外生命体の存在を証明したことにはならない、という慎重な態度をとっています。 隕石や彗星によって原始的な生物が地球に運ばれてきたと想像することは、とても楽しいですね。 私が思うのは、自然科学という学問の厳しさです。 実験し実証し、データを蓄積していかなくてはなりません。 気の遠くなるような作業を日々繰り返すわけで、その真面目さには頭が下がります。 一方人文系は、口八丁手八丁みたいなところがあって、結論ありきでデータを恣意的に集めたりしますね。 もう十年も前になりますか、ゴッドハンドと言われていた発掘の達人が、じつは自分で埋めて自分で掘るという自作自演を繰り返していたことが判明し、考古学界に激震が走りました。こういうことは自然科学ではあり得ないんでしょうね。 地球外生命体と言いますが、生命の定義は厳格ではなく、地球などの星そのものが生命体だと考えられるならば、私たちは毎晩空を見上げれば無数の地球外生命...
文学

春の雪

関東地方は春の雪。 窓から外を見ると、幻想的な雪景色が広がっています。 冬の最後の抵抗といったところでしょうか。 雪が降ると必ず思い出す歌があります。 「万葉集」のなかでも特に有名な歌。 聖武天皇と藤原夫人の歌です。 わが里に 大雪ふれり大原の 古(ふ)りにし里に ふらまくは後(のち) 聖武天皇の御製で、私の居る飛鳥に雪が降りましたよ、あなたのいる大原の古い里に降るのは、もっと後の事でしょう、といった、雪を自慢する歌です。 これに対し、藤原夫人は、 わが岡の 龗(おかみ)に言ひて 落(ふ)らしめし 雪の摧(くだ)けし 其処に散りけむ   と、返しています。 こちらの里の竜神に言いつけて降らせた雪のかけらが、そちらにちらついただけでしょう、という、敵対心をむき出しにした歌です。 そこは気心が知れ合った夫婦のこと。 雪を肴にじゃれあっているのでしょう。 大体大原にしたって飛鳥にしたって、場所柄そんな大雪が降るはずないので、うっすら積ったくらいのものでしょう。 それを大雪と詠う聖武天皇。 無邪気に喜んでいるのでしょう。 小犬のようですね。 そしてそれに反論してみせる藤原夫人。 夫婦の関係性が...
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