スポンサーリンク
その他

換気扇

今朝は換気扇まわりを掃除し、使い捨てフィルターを交換しました。 使い捨てフィルターは半年ごとに交換していますが、半年でもずいぶん汚れます。 換気扇の下でタバコを吸うせいかもしれません。 いずれにせよ、見違えるくらいきれいになりました。 こういうちょっとした快の経験が病気には何よりと考えます。
文学

紫苑物語

石川淳の「紫苑物語」を読みました。 20年ほど前に初めて読んでから、何度読み返したかしれません。 私は、この小説を、古典と現代文学の交錯点と考えています。 石川淳が良く使うフレーズ「魂の運動」がこめられています。 文体も美しい。  私が昨日まで必死になって書いていた小説が何者だったのか、切なくなります。紫苑物語 (講談社文芸文庫)立石 伯講談社↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
文学

原稿送付

先ほど、完全原稿を文藝春秋社あて、送付しました。 気が抜けたような感じです。 明日以降、うつを警戒しなければなりません。
散歩・旅行

護国神社と組織改革

今朝は朝食後、千葉県護国神社周辺を散歩しました。 面白味も風情もない、ただ広いだけの神社です。  その近くに、平成15年度~17年度にかけて勤務した支社があります。  その建物を見て、私は思わず、泣きました。  平成15年度、私は怖いものなしでした。  平成16年度、職場で組織改革があり、財務実務面のリーダー役を命じられました。そのストレスが、うつ病発症の契機です。 平成16年度1年間をなんとか乗り切り、軌道に乗った様子を確認して、平成17年度の夏から病気休暇をとりました。  平成18年度、職場を異動して復帰、その後は出勤と病気休暇を繰り返しています。一度発症してしまうと、回復しても、再発を繰り返すのですね。  それも、うつから躁うつへと悪化して。 恐ろしい病気です。 かつて怖いものなしだった私が、様々なことを怖れているのです。 まず、社会復帰が怖い。それから、明日が怖い。 明日、私の状態が安定しているのか、うつなのか躁なのか。 さらには、相変わらず感じ続けている右斜め後ろの気配は何なのか。 金曜日の診察も怖い。 どんな診断を受けるのか、怖くてたまりません。
文学

歌と音楽、それに古事記

私は最近、歌が聞けません。 人間の声が、邪魔なものに聞こえて仕方ないのです。騒音と言ってもいいでしょう。 かつては、クラシックとか、ジャズとか、歌が付いていないものに興味がありませんでした。人間の声を、愛おしいと感じていました。  これは病気のせいなのか、単に年をくっただけなのか。  最近の私は、クラシックばかり聞いています。 昔の私からは、想像できないことです。 創作するときは壮大なシンフォニーで気持ちを持ち上げ、そうでないときはピアノの小曲などを聞いて気持ちを落ち着かせています。 それにしても、歌というのは、そもそも音楽というべきでしょうか、それとも、文学というべきでしょうか。 和歌などは、文学として扱われています。しかし、節をつけて読み上げるところなどは、音楽の要素もあるといえます。 わが国の神話を記した「古事記」も、かつてはそれを老人たちが朗々と歌い上げ、口伝で伝えられたと言います。アイヌ民族のユーカラに似ています。 それを、稗田阿礼が歌い、太安万侶が文字にして残したとか。「古事記」は、稗田阿礼と太安万侶のおかげで、美しい日本語として、今も我々日本人を圧倒します。 そう考えてみ...
スポンサーリンク