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その他

寂しい

今日は同居人が休日出勤を命じられたため、独りで過ごす日曜日となりました。 こんな日、普段私はどれほど同居人に依存しているかを思い知らされ、愕然とします。 奥様が留守だと嬉しいと言う中年男性のほうが多いというのに。 お昼は近所のあっさり系ラーメン屋で塩ラーメンを食したのですが、店に向かう一時間ほど前から、食前酒と称して禁断の昼酒を呑んでしまいました。 寂しさゆえだと思います。 食前酒を飲むと食事が美味しく感じられることは確かですが、昼酒は変に効きます。 実際、今日はラーメン屋から帰宅して2時間も昼寝してしまいました。 晩御飯には鰹のたたきと蛸ぶつ、それにフルーツトマトと枝豆を買ってあります。 呑みメニューです。 晩も吞んでしまうんでしょうね。 同居人と一緒に過ごす休日であれば、昼酒を呑むのは正月と花見の時だけです。  こんなことでは、同居人に先立たれたなら、私は生きていけない気がします。 江藤淳のようなことにならなければ良いのですが。
その他

幸せ

待ちに待った土曜日。 今日は読書などしてのんびり過ごそうと思っていたのですが、同居人がLOFTと無印良品に行きたいと言います。 これはすなわち、そごう千葉店に行きたいということ。 LOFTと無印良品の両方があるからです。 少々暑くはありましたが、車で行けばどうということも無いので、気分転換に出かけることにしました。 10時45分に出発して11時には着いてしまいます。 少々早かったですが、寝坊して私も同居人も朝食を摂っていなかったため、昼飯にしました。 いつもの椿屋茶房のビーフカレーのセットです。 食後も紅茶を飲みながらダラダラして、2時間もお店に居座ってしまいました。 店外で待っていた方々、ごめんなさい。 10階にある飲食店街からエスカレーターで1階降りては店を冷やかしを繰り返し、2階に辿り着くまで2時間かかってしまいました。 2階の喫茶店で一休み。 珈琲好きだったのが、なんだか珈琲を飲むとドキドキするようになり、最近はもっぱら紅茶です。 で、恒例のデパ地下のお弁当を購入して帰りました。 こういう何ということもない土曜日を、何ということもなく過ごせるのが幸せというものなのかなと思いまし...
文学

地球星人

かねて読み進めていた村田沙耶香の「地球星人」を読み終わりました。 この人の小説を読むのは「コンビニ人間」、「消滅世界」に続いて3冊目です。 「コンビニ人間」や「消滅世界」はジェンダーレスの世界を描いていて、それだけでも世の中の常識から反する、いわば反社会的な作品でした。 しかるに「地球星人」はそんな生半可な小説ではありません。 人間社会の全てを否定しているかのごとくなのです。地球星人(新潮文庫)村田沙耶香新潮社コンビニ人間 (文春文庫)村田 沙耶香文藝春秋消滅世界 (河出文庫)村田沙耶香河出書房新社 最初は世の中というものに違和感を持つ少年少女の淡い恋物語の様相で始まります。 その違和感はますます大きくなり、長じて、人間社会を工場と呼ぶにいたります。 勉強を頑張り労働する、女の子を頑張り生殖する、この二つが地球星の成り立ちであり、それは社会というより工場だというわけです。 それに順応して何の違和感もなく生きるのが地球星人であり、違和感を持つ者は異星人ととらえます。 そこでは価値観が錯綜し、逆転し、また反転します。  さらには殺人、人肉食までもが正当化されます。 それは彼らの合言葉、異星...
文学

おじさんはどう生きるか

今朝は6時半に起きて生卵と納豆で白飯を食いました。 その後日曜日の朝恒例の洗濯。 朝が弱い同居人は夢の中です。 午前中はテレビなど観てだらだら過ごし、昼は近所の蕎麦屋で鴨せいろを食しました。  その後床屋で散髪しました。 午後は読書。 軽い物が読みたいと、かねて購入してあった松任谷正隆の「おじさんはどう生きるか」というエッセイ集を読みました。おじさんはどう生きるか (中公文庫)松任谷正隆中央公論新社 私はこの人、松任谷由美の旦那で音楽関係の仕事をしているとしか予備知識はありませんでした。 しかしこのエッセイを読むと、文章を書いたり、音楽劇の演出をしたり、バンドをやったりと多彩な活動をしていることを知りました。 内容は偏屈なおっさんの繰り言という感じで、我が意を得たり、と思うことが多くありました。 そのなかに、寂しがり屋の一人好き、という言葉がありました。 こういう感覚、誰にでもあると思います。 それをこういう言葉で表すところに、この人のエッセイの神髄があるように思います。 また、人間ドックをやった。どうやら小さな動脈硬化があるらしい。おいしいものを食べて早く死ぬか、まずいもので長生きす...
その他

台風

台風10号の影響か、今日の千葉市は突如雷を伴う大雨になったり、すぐに止んだり、奇妙な天候となっています。 こういうのは珍しいのではないでしょうか。 もう5年も前になるでしょうか、台風で停電し、信号機が止るという異常事態が発生しました。 あの時は本当に怖かったですねぇ。 出勤時はなんともなかったのですが、帰りにそういう目にあいました。 台風というのはひどい惨禍をもたらしますが、どこか気分を高揚させる作用があるように思います。 往年の名作、「台風クラブ」では、台風の晩にバカ騒ぎをする中学生たちが描かれています。台風クラブ工藤夕貴 そうはいっても、それほど大規模な台風で無いからそんなことが出来るので、激甚災害となったらそんな悠長なことはやってられません。 今度の台風はあまりにも遅く、いつまで経っても関東にやってきません。 いっそ早く来て早く行ってしまってほしいものです。
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