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美術

空海と密教美術

今日は東京国立博物館に「空海と密教美術」展を観に行きました。 東京国立博物館の特別展示はいつも混むので、9時半の開館に間に合うようにしたところ、混んではいましたが想像ほどではありませんでした。 密教美術というと、法具ですねぇ。 こんな感じです。   ↓ 本来は仏の教えを広めるための有難い道具ですが、伝奇小説の読みすぎか、妖しい戦いを連想して、私は国宝の輝く金色を前に、しばしうっとりと空想の世界に遊んだのです。 私は美術館にはよく行きますが、博物館にはあまり行きません。 美術鑑賞は純粋に娯楽なのですが、博物館は勉強を強いられているようで、面白くないのです。 今日観た展覧会も、正直言って9割方は面白くありませんでした。 そんな中、密教法具のほかに、醍醐寺の如意輪観音菩薩坐像に圧倒されました。 なまめかしく、美しく、柔らかな体の線と、瞑想しているのであろう観音のもの思わしげな表情、そしてグロテスクに生える六本の腕。 混んでいたので長時間観ていられませんでしたが、半日くらいぼけっーと観ていたいような、素晴らしい美術品でした。「枕草子」に、如意輪の人を渡しわづらひてつらづえをつきてなげき給へる、...
社会・政治

海江田大臣、大丈夫?

昨夜のニュース映像を見て驚きました。 海江田大臣が野党の攻勢にさらされて、涙ぐんだと思ったら、自席に戻って号泣しているではありませんか。  こういう光景は初めて見ました。 大体政治家というものは、常に冷静沈着でなければならず、少々声を荒げるのも、辛そうににするのも芝居のうち。 与野党入り乱れて猿芝居を繰り広げるのが仕事のはず。 それが号泣とは。 海江田大臣、精神的におかしくなっているんじゃないでしょうか。 うつ病は泣き病とも言われ、ちょっとしたことでびいびい泣くものです。 私には海江田大臣が、その状態になっているように見えて仕方ありません。 早く精神科か心療内科に行って、医師に診て貰うべきでしょう。 もしうつ病が疑われるようなら、とっとと大臣も国会議員も辞めて、治療に専念すべきでしょう。 海江田大臣ももう還暦過ぎ。 サラリーマンなら定年退職している年です。 もう十分社会に貢献しました。 後はゆっくりのんびり、お好きだという漢詩などたしなんで、余生を楽しむのがよろしいでしょう。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
お笑い

民族性ジョーク

アメリカン・ジョークに、民族性を笑いの種にする種類のものがあります。 これは人種差別的でありながら、なかなか人気があり、それは当たらずと言えども遠からず、だからでしょう。 民族性ジョークでオチに使われるのは、知能が低いと思われているポーランド人、ケチだと思われているユダヤ人、大酒のみのロシア人などですが、アジア人種では、圧倒的に韓国人をオチに使うのが多いようです。 韓国のように人口も少なく、国土もせまい国の人々が、遠い米国の地でたびたびジョークに使われることを、韓国人は誇ってもいいかもしれません。 それだけ韓国人の国際進出が目覚ましいということでしょうから。 間違っても、怒ったりしないでくださいね。 最悪なアジアって? 朝鮮人が警官をし、中国人が規則を作り、日本人が演劇をして、フィリピン人が料理を作る。 いや、もっと最悪なアジアがあるよ。 朝鮮人が警官をし、朝鮮人が規則を作り、朝鮮人が演劇をして、朝鮮人が料理を作る。ドイツ・・・・・発明する人アメリカ・・・実用化する人日本・・・・・・製品化する人中国・・・・・・安く生産する人韓国・・・・・・起源を主張する人Q:なんで韓国人の先祖は身分の...
社会・政治

業界激震

今朝の朝日新聞によって、国の研究教育機関に激震がはしりました。 60もの大学で、研究費のあずけ、が行われており、総額7億円にも及ぶというのです。 あずけ、は主に年度末、余った研究費を架空の請求書を業者に作成してもらい、それをもとに業者に支払い、年度が代わってから、あずけた金額分、主に消耗品を納入させるものです。 一つで10万円以上すると資産に計上しなければならず、事務局にばれてしまうことから、教員は消耗品などで使います。 じつはこれ、何年も前から問題になっていて、納品検収は事務局が立ち会わなければいけない、とか、教員が事務局を通さずに発注するのは駄目だとか、色々と防止策はとってきたところです。 ただ、科学研究費補助金というのは7月末に金がもらえて、それを3月31日までに使い切らないといけない、という窮屈な制度なのです。 来年度からは、この弊害をなくすべく、比較的額が低い科学研究費補助金については基金化し、年度を越えて予算執行できるようにすることが決まった矢先の大規模不正経理の発覚です。 東工大では次期学長に内定していた教授が、就任を辞退する騒ぎになっています。 国立大学や国立の研究機関...
その他

伊良部が!

伊良部投手の訃報にふれました。 ロス・アンジェルスの自宅で首を吊ったままの状態で発見されたそうです。 やれませんねぇ。 42歳、私と同年です。 ロッテに入ったときは160キロちかい豪速球と、新人らしからぬふてぶてしい態度から、憎らしいけど頼りになるやつ、という印象でしたね。 米ヤンキースでも活躍。 しかし、酒場で喧嘩沙汰を起こしたり、ブーイングするファンにつばを吐いたり、ヒールを演じているのか、地なのか、野球以外でのお騒がせも多くありました。 プロスポーツ選手は他の職業に比べると寿命が短く、引退後、指導者として残れる者はいいですが、そうでない者はテレビ・タレントになったり、飲食店を開いたり、サラリー・マンになったり、過酷な第2の人生が待っています。 伊良部投手は第2の人生への転換がうまくいかなかったのでしょうか。 以前、ヤクルト・スワロウズで活躍した荒れ球の高野投手も、引退後、仕事がないことを苦に、奥さんが見ている前でマンションから飛び降り自殺してしまいました。 伊良部投手や高野投手のような、プロ野球の世界で成功した人でさえそうなのですから、圧倒的多数の活躍できないまま引退した選手のそ...
文学

巨星墜つ

SF作家の小松左京が亡くなったそうですね。 日本のSF界をけん引してきた偉大な作家でした。 「復活の日」や「日本沈没」が映画化の影響からか広く知られているようですが、私が初めて読んだのは、小学生の頃、「日本アパッチ族」でした。 私は小学校5年生までは、小説といったらSFかミステリーしか読みませんでした。 「日本アパッチ族」を読んだ時の印象は強烈でしたねぇ。 鉄を喰らって生きるアパッチ族が大阪で生まれ、日本を席捲し、ついには国を危うくするのです。 小松左京の処女長編ということですが、最初から、壮大なストーリーが得意だったのですね。 鉄を喰らって生きるということが、現代文明を象徴している、と知るのはもっと後のことです。 子どもだった私は、その小説からあふれ出るエネルギー、発想力、ぐいぐいと読ませる文章力に圧倒されたことを今もよく覚えています。 正直に言うと、その後読んだ彼の作品はあまりよく覚えていません。 よほど「日本アパッチ族」が印象深かったのでしょうねぇ。 そういえば、筒井康隆が「日本以外全部沈没」という作品を書いていて、これも抜群に面白かったですねぇ。 日本以外すべての国が沈没し、生...
思想・学問

オイラー

最近、中高年の間で、数学がブームだそうです。 某数学者によると、登山ブームと関係がるのではないか、とのことでした。 登山は色々な難所を乗り越えて、苦しい思いをして、頂上にたどり着いた時の快感から病みつきになるのだとか。 数学も一緒で、頭をしぼって考えて、地道に証明を繰り返して、やっと難解な問題を解いたり、定理にたどりついたときの快感は、素晴らしいものだとか。 中でも人類の至宝と言われるオイラーの公式、オイラーの等式は難解でいながら辿り着く数式はシンプルで、多くのアマチュア数学ファンを虜にするそうです。  これがオイラーの公式だそうです。 バリバリの文系頭の私には、さっぱり意味がわかりません。 eiπ + 1 = 0 これがオイラーの等式だそうです。 随分シンプルですね。 「地球が静止する日」で人類よりはるかに進んだ文明を持つ星から来た男と、人類最高の数学者が黒板に向かって数式で会話するシーンは格好良かったですねぇ。 数学は言語の一種なんだなぁと実感しました。 「博士の愛した数式」では、寺尾聰演じる老数学者が、家の中にも黒板を置いて、始終数式で遊んでいたことを思い出します。 数学という言...
社会・政治

ダブル選挙

一昨日、菅総理は国会で早期の解散を野党議員から促されて、気色ばんで答えました。 震災復興も原発事故処理も道半ば、今は解散総選挙をやる時期ではない、と。 その時勢いあまって2年後の参議院選挙と同時に衆議院選挙をやりたい旨の発言が飛び出しました。 北朝鮮を8月中に電撃訪問し、9月には訪米し、それで成果が上がって支持率が上がれば、際限なく辞任のハードルを上げていき、2年後にダブル選挙を打つまで総理の椅子に座り続け、選挙に勝ったら政権の正統性を得たと強弁して長期政権を狙おうという腹積もりと見えました。 小泉元総理が北朝鮮を電撃訪問してわずか5人とはいえ拉致被害者を連れて帰ってきた時は本当に驚きましたね。 5人が帰ってきたことにではなく、北朝鮮が拉致という非道な行為を行っていたと認めたことに、本当にびっくりしました。 小泉元総理、金正日と会って、にこりともせず険しい表情を崩さず握手をかわしました。 その横顔は、侍のそれでした。 当然、40%くらいだった内閣支持率は、一気に60%以上に上がりましたね。 菅総理はそれを狙っているのでしょうが、果たして北朝鮮がお土産をくれるかどうか。 手ぶらで帰ってき...
映画

NAKED

昨夜はNAKEDシリーズから、2本の映画を続けて鑑賞しました。 「NAKED サバイバル・フォレスト」と「NAKED マン・ハンティング」です。 ずいぶん以前に「NAKED 凌辱の森」というのを観たのですが、このシリーズは一話完結で話につながりはなく、観る順番問わず、そこそこ楽しめます。 「サバイバル・フォレスト」はイラクの戦場から帰還した若者が、自転車でヨーロッパの森を旅しているとき、地元のハンター2人とちょっとしたトラブルを起こし、喧嘩沙汰になります。 森の中にあった病院らしき建物に助けを求めますが、気が付いてみるとハンター二人とともにベットに縛り付けられています。 そこに現れる上半身裸で極端に痩せたサイコ野郎。 そこから悪夢のような展開となりますが、ラストで、そんなのあり?というようなオチが待っています。 「マン・ハンティング」は、こちらもヨーロッパの森が舞台。 森の中の道をドライブ中、突如銃撃されます。 犯人はかなり遠くから撃っており、どんなやつなのか皆目見当がつきません。 必死で逃げますが、車がパンク。 森の中を逃げまどいます。 途中で出会った女、パトロール中の警官、すべてが...
社会・政治

玄妙

今日やっとリビングのエアコンの取替え工事の業者が来てくれました。 そのために、今日はお休みしました。 リビングの蛍光灯も取り替えたため、やけに明るい部屋で、寒いくらいにエアコンを効かせて、「酒鬼薔薇聖斗の告白」というノンフィクションのようなタイトルのフィクションを読みました。 事件の顛末は当時さんざん報道されましたから、内容はどうということもなく、文章も無味乾燥で、いわゆる文学作品、それも耽美系や浪漫系を好む私の鑑賞に耐えるものではありませんでした。 一点、そうなのか、と思わせた部分がありました。 それは彼にとって血しぶき舞うスプラッター・ホラーは、ポルノであったと言う件りです。 私はホラー映画が大好物ですが、もっぱら怖がるため、また人間心理の恐ろしさを再認識するために観ているところ、見方を変えればアダルト・ヴィデオになり、それを観ながら自慰行為にふける者がいるというのですから、驚いちゃいますね。 井上ひさしはわいせつ論争が起きたとき、自分は赤貝を見ても饅頭を食っても欲情する、したがってわいせつなどという概念自体がナンセンスだ、という意味のことを書いていました。 性欲の対象は人によって...
思想・学問

カニバリズム

パリ人肉食事件というショッキングな事件が30年も前にあったことを覚えている人は少なくなったのではないでしょうか。  佐川一政という日本人留学生が、パリでオランダ人の女子留学生を殺害して食ってしまった事件です。 彼は心神喪失で無罪になり、帰国後、著述業で身を立てています。 食ったがゆえに無罪になり、食ったがゆえにマスコミで泳ぎ続ける男。 処女作「霧の中」は事件のことをストレートに告白したもので、出版を意図していなかったせいか、迫力ある内容です。 しかしその後、今も食人願望に悩まされ、白人女ばかりの風俗に通っては殺して食いたい、という欲求を堪えているというような、事件を売りにするような駄文ばかりを物し、食いつないでおり、その内容も文章も、唾棄すべきものです。 事件への反省の弁は見られず、旨かっただの、またやりたいだのと書き散らし、それを掲載する雑誌もひどいものですが、被害者や遺族に対する侮辱を30年も繰り返すその神経はまったく理解不能です。 そうは言っても、フランスの最高裁判所が無罪とした以上、刑務所に入れることもできず、入院していた精神病院が治癒したと言って放り出したため、彼には完全に人...
思想・学問

人買い

日々の暮らしを振り返ると、人間の暮らしは奴隷のようだと感じることがあります。 少々体調が悪くても、朝から晩まで職場に拘束されますから。 でも本当の奴隷と違うのは、主は自分であること。 自分が生きるために、自分の意志で働いているのであって、雇用主を選ぶのは自分です。 子どもの頃、「ルーツ」というドラマを観ていました。 アフリカの黒人が奴隷商人に捕えられ、米国に連れて行かれて奴隷として働き、同じ黒人奴隷と結婚して子どもをもうけ、孫にも恵まれて人生を終える大河ドラマです。 最終回、スーツできめた黒人作家が出てきて、「これは自分の祖先の物語だ」、と語りだした時は異常な迫力に圧倒されました。 よく覚えているのは、主人公のクンタ・キンテが主に逆らった罰として、片足の足首を切られるか、陽物を切られるか、どっちか選べ、と言われて、彼は迷わず足首、と応え、男の私は、そりゃそうだよねぇ、と思ったことですねぇ。 宦官のようにはなりたくありません。 世界史の中でもアメリカの黒人奴隷売買はもっとも大規模でシステマティックなものだったようです。 西アフリカの有力な黒人部族がヨーロッパ人から買った鉄砲を武器にアフリ...
思想・学問

恐怖と生存

私は好んでホラー映画やサイコ・サスペンスなど、怖いお話に接します。 そして私は、たいへんな怖がりでもあります。 子どもの頃は、夜中一人でトイレに行かれませんでした。 怖がりだからこそ怖いお話が好きなんだと、ずっと思ってきました。 しかし、この世には恐怖を感じることができない奇病にかかる人がいるそうです。 ウルバッハ・ビーテ病というそうですが、脳で恐怖を司る扁桃体という部位が破壊され、通常だと恐怖を感じるべきところ、強い好奇心を持つそうです。 そのため、毒蛇だろうがライオンだろうが高い所だろうがまったくへっちゃら、というか喜んで近づいていくというから驚きです。 そして患者は、怖いお話を好む傾向があるとか。 もちろん、全然怖がらないわけですが。 この病気の患者は長生きするのが難しいそうです。 それはそうでしょう。 恐怖を感じて逃げるもしくは戦うべき場面で、恐怖の対象に好奇心を抱いてしまうわけですから。 命がいくつあっても足りないというものです。 そうかと思うと、ある女性患者はレイプされそうになった時、あまりに平然としているので犯人が意気消沈してしまい、助かったそうです。 恐怖を感じない以外...
社会・政治

埋める

昨日のニュース映像を見て驚きました。 中国の高速鉄道。 事故を起こしたことではなく、宙ぶらりんの客車を重機で落っことし、埋めてしまったこと。 あれはなんですか。 中に生存者がいたのではないですか。 いないにしても、遺体は収容し終わったのですか。  そして二日もたたないうちに、運転再開。 事故の検証も済んでおらず、安全確認もなされないうちに、走らせるやつも奇妙ですが、乗るやつの気が知れません。 ノルウェーでの無差別殺人にも驚きましたが、こういう例は時折見かけます。 魔術的思考に陥ったテロリストは、どんな怖ろしい犯罪をも犯すでしょう。 あまたいる人間の数を考えれば、確率的にやむを得ない、コンピュータで言えばバグのようなもの。 刑務所や警察がなくならない道理です。 しかし、中国の高速鉄道は、国家プロジェクト。 まがりなりにも国連常任理事国を務め、人口、経済、軍事など、あらゆる面で超大国になろうとしている中国が、素人目にもわかるほどおかしな事故対応をしています。 こんな国が日本海を挟んで隣にあったのでは、たまったものではありません。 事故が起きたことが怖ろしいのではありません。 絶対に安全な鉄...
思想・学問

陰翳

昨夜、リビングの照明が切れてしまいました。 エアコンに続いて、我が家の家電はリビングを狙い撃ちです。 寝室と書斎の照明は無事なので、とくだん問題はないのですが、家で過ごす時間の多くをまかなうリビングに照明がなく、エアコンもつかないのでは、電気を止められたわけもないのに、貧窮問答歌のような気分になります。 しかし、ものは考えよう。 幸い昨夜は涼しかったので、窓を開けて涼をとり、谷崎潤一郎の「陰翳礼賛」を思い出しつつ、ロウソクの炎で、リビングを照らしました。 電灯が普及するまでは、日本国中、夜はほの暗かったのでしょうね。 ロウソクの灯りというのは、なんとなくロマンティックな感じがします。 薄暗いとよけいな物が見えないせいか、何もかもが美しく感じます。 そういえば、バーの照明が薄暗くしてあるのは、女性が美しく見えるようにするためだとか。 若く美しい女性と飲んでいても、毛穴まで見えてしまうような煌々たる灯りの下では、興ざめというもの。  薄暗ければ、少々ブサイクでも、皺やシミがあっても、気にならないというものです。 谷崎翁、女好きだけあって、年をくってもなかなか良いところに目をつけたものです。...
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