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仕事

道具

追わば逃げ、逃げれば追うというのは、本来男女の仲を表した言い方です。 しかし私は、最近事務仕事と労働者も似た関係にあるような気がしています。 積極的に、早め早めに仕事を進めていると、なんだか逃げるように仕事が減っていき、仕事がたまって停滞し、仕事から逃げたいと思っている時にかぎって次から次に仕事が降ってくるような。 特にパソコンが普及して、連絡はほとんどメール、仕事はシステム上で、となってから、仕事が明らかに増えているような気がします。 あんまり関係の無い人にでもとりあえずCCやBCCを付けて情報共有した気分に陥るCC合戦は、もはや白兵戦のごとく、乱れ撃ちです。 私自身はあんまりCCやBCCを多用しませんが、それでも知っておいてもらいたいと思う人には、保険のように付けています。 送ったんだから知ってんだろ、みたいな。 道具が便利になったことは確かでしょうが、それを使う人間の側に問題があるんでしょうね。 私も含めて。 おそらく自動車にしろ飛行機にしろ、新しい道具が出来るというのは、人間にとってストレスでもあるんでしょうね。 新しい事態に順応するのは面倒くさいですから。 で、コンピュータは...
その他

幸福度

わが国は先進国のなかで、最も幸福度が低いそうです。 幸福度はGDPが高いほど上がるという俗説があるそうですが、米中に続く高いGDPを誇るわが国ですが、その俗説を見事に粉砕してくれちゃっています。 お金がなければ幸福度が上がるはずがありませんし、ある程度の収入は幸福感の最低の条件だろうと思います。 お金で幸せは買えない、と言う人がいて、一面の真実であろうとは思いますが、おそらくそういうことを言う人は既にお金持ちなんだろうと思います。 お金持ちによる、お金があるからって幸せなわけじゃない、という率直な感想でしょうね。 しかし私たち一般庶民は、大金が入れば嬉しいし幸せだろうなと、空想してしまいます。 お金が手に入ったら、次に欲しいものは時間でしょうねぇ。 自由になる時間というのは、何事にも代えがたいもので、もしかしたら最低限生きていけるだけの収入があれば、それ以上のお金よりも、時間が欲しいかもしれません。 仕事が暇な時でも一日8時間、お昼休みや通勤時間も含めると、毎日10時間以上拘束されているサラリーマンには、たっぷり時間があるというのは、とても贅沢な感じがします。 9か月もの長期病気休暇を...
散歩・旅行

大賀ハス

今年も千葉公園に大賀ハスが咲きました。 桜と同様、この花を観ると、あぁ、一年が過ぎたんだなぁと、無事生きられたんだなぁと、感慨に浸ることを、千葉市に引っ越して以来の習いとしています。 来年もまた元気で大賀ハスを観たいものです。
その他

大腸がん

今は他機関で働いているかつての上司が大腸がんを発症し、病気休暇に入ったという話を聞きました。 早期発見で、命に別状はなく、近々手術を受けるそうです。 先輩は54歳。 さぞがっかりしていることでしょう。 世間では、市川海老蔵の奥様が進行性のがんを患い、闘病中だということが話題になっています。 自分や身近な人ががんを発症したら、私はさぞや取り乱すことでしょう。 昨年の夏、同居人が卵巣奇形腫で手術を受けるとき、まわりが心配するほど私はひどく落ち込んでいたようです。 自分ではそういうつもりはなかったのですが。 生老病死という4つの苦しみから、人間は逃れることができません。 病の苦しみは、それが死にいたるものである場合、人をどん底に突き落とします。 私は幸い、精神障害のほかは、大病をしたことがありません。 目だの首だのに不調はありますが、死に直結するものではありません。 しかし、人は必ず死にますし、事故や事件で死ぬのでない限り、死を前にして、何らかの病気になることは避けられないところです。 いつか来る死に至る病を怖れつつ、日常を過ごしていかなければならないとは、しんどいものですねぇ。
文学

橋を渡る

体調が良くなって、吉田修一の「橋を渡る」を一気に読みました。 不思議な小説です。橋を渡る吉田 修一文藝春秋 「春ー明良」、「夏ー篤子」、「秋ー謙一郎」と、それぞれ異なる主人公の物語が綴られます。 そして最終章でそれぞれが繋がる、というパターンの群像劇で、この作者の作品としては珍しくない構成です。 しかし、「そして、冬」、「エピローグ」にいたって、びっくり仰天。 それぞれの物語の主人公が繋がることはたしかなのですが、その舞台が70年後の近未来という設定です。 うーんと、うなりました。 面白いといえば面白いですが、描かれる70年後があまりに突飛で、面食らいます。 「秋ー謙一郎」で登場した学者が研究中の、IPS細胞から精子と卵子を作り出し、それを合わせて人間の生み出すという技術が開発され、それによって生み出された人間はサインと呼ばれ、明らかに差別されています。 また、70年後には100歳くらい当たり前ですが、サインは40歳くらいまでしか生きられません。 正直、どの人物にも感情移入できませんでした。 吉田修一という作家、どうもむらっけがあるようです。にほんブログ村 本・書籍 ブログランキングへ
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