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その他

多忙の中のFMさんむ

2日間、ブログ更新をおさぼってしまいました。 金曜日は朝から夕方まで八重洲の貸し会議室で会議。 その後打ち上げと言いますか、夜中まで痛飲してしまいました。 昨日は二日酔いの頭を抱えながら眼科で視野検査。 とりあえず緑内障は進行していませんでした。 昼はあわてて蕎麦をかきこんで、山武市へ。 コミュニティ・ラジオ、FMさんむに出演するためです。 今回は地元アーティスト、藤崎仁道さんと共演しました。 ユーチューブで配信されましたので、下に貼っておきます。 終ってから慌てて精神科へ行きました。 この一年、精神状態はきわめて良いので、雑談程度ですが、月に一度は診察を受けて薬を貰わないといけませんから。 今日は少しのんびりしたいものです。
思想・学問

聖山

私は待つことと坂道を上ることが大嫌い。 もちろん階段を上がることも大嫌いです。 従って、登山が趣味なんて、マゾヒストとしか思えません。 その私が、学生の頃、山岳信仰に興味を持ち、恐山や月山、大峰山のふもとまで、バスで登れるところまで行き、登山者向けの宿に泊まって麓から霊力を得ようとしたことがあります。 平地にある寺院でも通常、「○○山××寺」のように、山を名乗るのが通例です。 インドで言う須弥山など、仏教にも山岳信仰的な要素が残っています。 役小角が始めたとされる修験道、山岳信仰と仏教、とくに密教とが融合した、不思議な宗教というか儀礼ですが、もともと山がちの国土で、我がくにびとが、恵みを与えてくれるとともに時にはひどい災厄をもたらすお山を畏れ敬ったのは謂わば当たり前とも言えるでしょう。 その昔は、サンカと呼ばれる山の民がいたそうです。 定住せず、山や山里を移動して暮らす人々で、被差別民とも盗賊とも言われ、未だに明確な定義は無いとか。 昭和30年以降、ほぼサンカは姿を消し、定住するようになったと言われます。 そういうわけで、私は登山をしたことがなく、今後もする気はありませんが、山への畏怖...
映画

「劇場霊」-美と恐怖

今日は休暇を取りました。 年に20日間ある年休ですが、残したら今年いっぱいで消滅してしまいます。 で、今月は休暇取得強化月間というわけ。 千葉市郊外のシネコンに映画を観に行きました。 Jホラーの名匠、中田秀夫監督の「劇場霊」を観て来ました。 20年前、「女優霊」という佳品でメジャーデビューした監督が新たに挑む製作現場での恐怖。女優霊 柳ユーレイ,白鳥靖代,石橋けい,大杉 漣,根岸季衣バンダイビジュアル 「女優霊」は映画の撮影現場で起こる怪奇現象がメインでしたが、「劇場霊」は芝居。 「劇場霊」は、ハンガリーに実在した伯爵夫人で、若い女の生き血を飲んだり、生き血の風呂に入ったりすれば、永遠の若さが保てると信じ、領民のなかから若い女をさらっては殺したエリザベートを主人公にした芝居の稽古が繰り広げられる中、劇中に登場する永遠の美貌の象徴である生き人形が、重要な役割を果たします。 生き人形は、若い出演者の生気を吸い取ってしだいに人間化して、最終的には生きた人間になることを望みます。 若くして亡くなった自分の娘を模った人形作家が作った人形で、これが今回のダーク・ヒロインということになります。 永遠...
思想・学問

この世ならぬもの

水木しげる先生が93歳で逝去されました。 妖怪を題材にした漫画、戦争体験を元にした漫画、どれも印象深いものです。 私がこの人に深いシンパシーを感じるのは、かつて日本社会において実際に存在するものとされてきたこの世ならぬ存在への予感を、堂々と表明し、それを面白く描き出した点にこそあります。 第六感だか霊感だか、名前はどうでも構いませんが、私は、現在存在しないとされている何者かが、確かに在ると思っています。 それは日本に限らず、どこの社会においても、神話や怪談などで語り継がれてきたことで、それらが在るからこそ、人々はそれらの存在を近しいものと感じ続けてきたのであろうと思っています。 ただし、それらは恐怖すべき対象では無い、あるいは恐怖すべき存在はごくわずかでありましょう。 水木先生が描き出した妖怪の類も、どこかユーモラスで、人間と共生する存在とされており、おそらくはそれが実態に近いものと思われます。 また、芸術家などが感じるインスピレーションは摩訶不思議なもので、それこそまさに、この世ならぬ者との感応が生み出したものでしょう。 水木先生が示された、この世ならぬ者との親和性を、今こそ取戻し、...
文学

我が家の問題

家族の悲喜こもごもを描いた奥田英朗の短編集「我が家の問題」を読み終わりました。我が家の問題 (集英社文庫)奥田 英朗集英社 以前読んだ「家日和」に連なる、おかしくも切ない短編群です。 じつは、その系譜に連なる「我が家のヒミツ」もすでに購入済みです。家日和 (集英社文庫)奥田 英朗集英社 我が家のヒミツ奥田 英朗集英社 突如、UFOと交信できるようになった、と言い張る夫を心配し、奇想天外な方法で夫を救出しようとする妻や、両親が離婚しようとしていると思い込んだ女子高生の葛藤など、様々な切り口で家族の問題を軽快なタッチで描き出して、爽やかな読後感です。 家族を題材にした小説といえば、重松清が有名ですが、それよりだいぶあっさりした感じですかねぇ。 全く嫉妬心を掻きたてられる小説家ですねぇ。
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