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社会・政治

大先生

私が中学から高校の頃、中曽根先生が総理大臣を務めていました。 私は当時、他の政治家には無いオーラがあると感じ、政策的なことは抜きにして、中曽根先生を尊敬していました。 先生、久しぶりにマスコミをにぎわしていますが、御年97歳におなりあそばすのですねぇ。 総理在任中は60代だったはずですから、感慨無量です。 紅顔の美少年だった私が、しょぼくれた中年オヤジになるのも、むべなるかな。 中曽根先生が先の大戦を、侵略戦争でもあった、と述べたことを、鬼の首を取ったように騒ぎ立てる人々の無邪気さ、唖然とさせられます。 日本列島を不沈空母と呼んでみたり、靖国神社を堂々と公式参拝したタカ派のイメージがある人の発言だからでしょうねぇ。 しかし、どう考えたって侵略戦争の側面があったことは当たり前だと思います。 ただし、それはアジア諸国に対してであって、英米をはじめとする帝国主義列強との戦いは、自衛のためであったことは自明の理でしょう。 中曽根先生は戦後まもなく国会議員となり、その後70年、戦後政治の生き証人です。 村山談話の中身にもろ手を挙げて賛成できなくても、国家が総理大臣の名で出した談話から大きく外れた...
社会・政治

広島

今日は広島に原爆が投下された日ですね。  原爆投下については、無差別大量虐殺で犯罪行為だとする言い分と、本土決戦を避けることになり、結果として連合軍兵士のみならず、多くの日本軍兵士、日本の民間人を救った必要悪だとする考え方があります。 一般的には、2発の原爆が、わが国がポツダム宣言を受諾する決意をさせたと言われているようですが、日本政府及び軍部にとって最も痛手で誤算だったのは、ソ連の参戦でしょう。 ソ連を敵に回しては、四方八方敵だらけということになり、そのまま戦争を継続すればわが国は分断国家になってしまったことでしょう。 私の母は長崎で被爆しており、私は被爆2世ということになりますが、あの状況下での原爆投下の是非を、現代の価値観で断罪する気にはなれません。 もちろん、原爆投下を積極的に肯定する気もありませんが。 要するに、ニュートラルな立場ということになりましょうか。 ただ一、その後70年、一度も核兵器が使用されなかったことは、2発の原爆の尊い犠牲者のおかげだと感謝しています。 核大国が核を使わないのは、もちろん報復攻撃が怖いというのが一番の理由だとは思いますが、それにしても、あの惨状...
文学

ヨルの綱渡り

昨夜は「告白」で大ベストセラーをとばした湊かなえのミステリーを読みました。 じつは「告白」は読んでいないのですが、映画で観て、非常な感銘を受けました。告白 【DVD特別価格版】 松たか子,岡田将生,木村佳乃東宝 昨夜読んだのは二人の仲の良い女子高生の夏休みを描いたものです。 タイトルは、ずばり、「少女」。 ブログのタイトルは、作中小説の題名です。 この二人の他に、ほとんど登場しませんが、ミステリアスな転校生がからみ、物語は重層的でいくつもの仕掛けを隠し、あっと驚く内容になっています。 転校生は、前の学校で、親友の自殺に出くわします。 遺体の第一発見者になってしまったことにより、人の死ということに関し、愁いを帯びた口調で語ります。 それを聞いた二人は、猛烈に人の死に、それも死ぬ瞬間に立ち会いたいと願います。 夏休み中、一人は老人ホームでボランティア活動をし、一人が読み聞かせのボランティアで訪れた病院で難病の少年と知り合い、交流を深めます。 その中に恋愛めいたスパイスを効かせつつ、誰もが一癖も二癖もある人物であるということが分かり、終盤、予想もしなかった展開を見せます。 もちろん、中心とな...
その他

酷暑

今日も暑い中、だらだら仕事。 どうもやる気がわきません。 もっともこの23年と数か月、やる気に満ちていたことなどただの一度もありませんが。 それにしても今年の暑さ、尋常ではありませんねぇ。 体力を消耗すること著しい。 かつて太平洋の島々で、ジャングルのなか、酷暑に耐えながら戦った兵隊さん、敵も味方も双方に頭が下がります。 8月はやたらと感情的な戦争の番組が流れて不愉快です。 特に今年は戦後70年とかで、よけいひどいように思います。 風化させてはいけないと言いますが、時の流れとともに風化するのは当たり前のことで、風化を怖れたって無駄なことです。 必ず風化するし、現にしています。 応仁の乱が悲惨だったからとか、後三年の役がひどかったからと言う理由で今現在の危機を避けることはできません。 自然災害だって殺し合いだって、避けがたく起きてしまうものです。 もちろんそれを避ける努力は必要ですが、その努力は、自然災害であれば訓練や防災対策に、殺し合いであれば利害の調整に向けられるべきで、過去の出来事の悲惨さを訴えることは、まったく意味をなしません。    マスコミには冷静というより冷酷なくらいに、過...
その他

退院

昨日は同居人が退院のため、休暇を取りました。 9時半から手続きを始めて病院を出たのが10時40分。 同居人は背中をかがめて、すり足でしか歩けません。 姿勢の悪い能楽師のようです。 昼、行きつけのイタリアンでお祝いしました。 私だけ、昼から生ビールを飲みました。 同居人はサラダとパスタと飲み物のセットを頼みましたが、完食はならず。 体力も相当落ちているようです。 8月いっぱいは自宅療養ですので、少しづつ、回復してくれれば良いと思っています。 私は仕事。 夏なのに変に忙しくて参ります。
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