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その他

卵巣嚢腫

同居人が卵巣嚢腫という病気で、7月28日に入院し、翌29日に手術を受けることになりました。 良性の腫瘍ということで、それほど難しい手術ではない、というのが医師の診断。 しかしこの3連休、なんだか喉に棘が刺さったように、私の心を落ち込ませます。 万が一医療事故が起きたらと、心配でなりません。 ここに到って、私は深く同居人に依存していたことに気付きました。 出会って23年、結婚してから17年が経ちますから、愛というような単純なものではないのですが、私を精神的に支えるあまりにも重要な柱になっていたようです。 今はただ、あんな心配をして馬鹿だったと笑えるように、手術の成功を祈るばかりです。
社会・政治

常識

あまりコメントしたくない話題だと思って避けてきましたが、所謂安保法制が強行採決されて数日、私の感想を述べてみたいと思います。 まず、この法律をもって集団的自衛権が認められた、という報道に、強い違和感を覚えます。 戦争に敗れたその日から、わが国は少なくとも米国とだけは、集団的自衛権を行使しなければ国際社会で生きていけない立場に置かれたものと思います。 わが国が長い苦難の占領から脱出した際にも、わが国の領土に米軍基地という外国の軍隊が置かれることが独立の条件でした。 つまり、米国との集団的自衛か、あるいは米国独自の日本防衛です。 しかし、米国人が日本を守るためだけに血を流すでしょうか? 米国人の命は日本人のそれよりも軽いのでしょうか? 日本防衛のために米国人が死ねばよく、日本人が死ぬことだけはあってはならないのでしょうか? 外国の軍隊がわが国領土に存在するということは、日本人として屈辱的なことで、できればわが国の防衛はわが国の軍隊だけで遂行することが理想であろうと思います。 当然です。 わが国は戦後70年を経てなお、軍事的には米国の属国なのですから。 そういう意味で、私は集団的自衛権を行使...
文学

イン・ザ・プール

名医なんだか藪なんだかよく分からない精神科医のもとを訪れる人々を描いた連作短編集「イン・ザ・プール」を読みました。イン・ザ・プール (文春文庫)奥田 英朗文藝春秋 伊良部総合病院の跡取り息子、伊良部医師は精神科医。 しかしそこを訪れる患者はほとんどいません。 伊良部医師はデブで色白で不潔感漂う中年男。 そこに、平凡な不定愁訴から、世にも珍しい起ちっぱなしに苦しむ陰茎強直症のサラリーマン、世の中の男がみなストーカーに思ってしまうモデル、携帯依存症の高校生などなどの患者が登場し、可笑しいやら切ないやら、楽しいユーモア小説集に仕上がっています。 伊良部医師の活躍を描いた続編に「空中ブランコ」という作品集があるようなので、そちらも読んでみようかと思います。空中ブランコ (文春文庫)奥田 英朗文藝春秋 いやぁ、笑いました。 喜劇は精神に良いようです。
社会・政治

精神的苦痛除去のための安楽死

先般、ベルギーの24歳の女性が、生きていることに向いていない、という理由で安楽死を望み、精神科医3名がこれを認め、近々安楽死が行われる見通しとなりました。 この女性は、幼い頃から生きていることが苦痛で仕方無かったそうです。 ベルギー、オランダなど、世界で数か国、安楽死を法的に認めている国があります。 通常、耐えがたい苦痛があり、治療の方法がなく、死期が迫っていることなどが安楽死の要件とされてきました。 まさか肉体的には健康なのに、精神的苦痛のみを理由として安楽死が認められるとは思ってもみませんでした。 そうすると、重度のうつ病患者のほとんどが安楽死を認められることになりはしないでしょうか? わが国では、医師による積極的安楽死は殺人罪に問われます。 本人、家族などの合意により、治る見込みの無い病気の場合、抗がん剤治療などの苦痛を伴う治療を中止する等の消極的安楽死が認められることはあるようですが。 いずれにせよ、精神的苦痛のみを理由とする安楽死が認められるとすると、いくら複数の精神科医の同意が必要とはいえ、安楽死の概念を根底から覆すことになるのではないかと危惧します。 安楽死を扱った作品と...
文学

ザ・ベイ

昨夜はわりとよくできたパニック映画を鑑賞しました。 「ザ・ベイ」です。 米国の海辺の田舎町。 ある時、魚が湾内で大量死しているのが発見されます。 どうやら新種の寄生生物の仕業のようです。 ついに人間が感染。 一気に何百人という単位で感染が広がり、しかも体中に水ぶくれのような発疹ができて、その日のうちに亡くなってしまうという怖ろしい病気です。 寄生虫は小さな幼虫の状態で人間の体に入り、内部の肉を食いながら成長し、大きくなると7センチにもなるのです。 感染者がパッと見ゾンビに見える点や、なんとなく安っぽい感じを差し引いても、スピード感があり、ぐいぐいと引き込まれます。 何より怖ろしいのは、米国政府の対応。 田舎町につながる道路を全て封鎖し、誰も感染地帯から逃げられないようにしてしまいます。 町の医師が政府の保健機関に必死でテレビ電話を使って応援要請をしますが、保健機関の回答は、すべての患者を置き去りにして逃げろ、というもの。 しかし、医師本人が自身の体に浮かんだ発疹を示すと、保健機関は沈黙します。 そこで死ねということだと理解した医師は、体が動く限り、患者の撮影を続けます。 後世にその田舎...
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