スポンサーリンク
思想・学問

日曜日

何をするでもなく、静かな日曜日を過ごしました。 本も読まず、テレビも観ず、横になって、一日中、うつらうつらと過ごしました。 疲れていたんでしょうか。 すると、奇妙な夢を見ました。 とてつもなく快適で丸いドームに横たわった私は、高く飛翔し、ついには宇宙に達するのです。 私は宇宙の遍在となり、ついには神の領域に達します。 私こそは遍在となるのです。 そこで、目が覚めました。 何者でもない木っ端役人でしかない私が遍在となることは、不思議なことではありません。 誰もが遍在足り得るし、あるいは全ての生き物が遍在なのかもしれません。 静かな日曜日、私は神に近づいたのです。
散歩・旅行

大の里おめでとう、そして聖域(サンクチュアリ)

今日は同居人がスマホを機種変更するためヨドバシカメラ千葉店に行きたいと言うので付いていきました。 同居人は昔かiphoneで、私はアンドロイドです。 同居人のスマホ、異常にバッテリーの減りが早くなり、しかも熱を帯びていることから、もはや機種変更しかないとなったわけです。 それにしてもパソコンにしろスマホにしろ寿命が短いですね。 10年くらい同じ物を使えると良いのですが。 関係はないですが、大の里関のスピード出世には驚きます。 わずか13場所で横綱とは。 運動神経抜群の肥満体ということでしょうか。  幼い頃から相撲が好きで、相撲取りになりたいと思ったこともありますが、背も低く体重も軽いため、行司でも目指そうかとも思いました。 相撲取りの体の大きさを映えさせるため、行司や呼び出しは小さいほうが良いと聞いたことがあります。 しかし行司も呼び出しも中卒で部屋に入り、その道に精を出すそうで、高校・大学とぷらぷら遊んでいたかった私には遠い夢です。 ネットフリックスで「聖域-サンクチュアリー」という相撲の世界を描いた面白いドラマがあります。 「聖域」とは土俵の事。 関取目指して相撲に励んだり、部屋を...
社会・政治

夫婦別姓

自民党が選択的夫婦別姓よりも旧姓使用の充実を図る方針であるとのニュースに触れました。 なんででしょうね。 ことは選択制なのですから、嫌なら同姓にすれば良いだけの話で、別姓を選べないようにする理由が分かりません。 繰り返しますが、同姓にしたければそれを選べば良いのです。 現在は強制的夫婦同姓で、強制よりは選択できたほうが良いのは当たり前だと思います。 よく家族の絆が失われるなんて寝言をほざくやつがいますが、同じ名字を名乗れば家族の絆が維持されるのなら、世の中に離婚する夫婦が溢れかえっている理由が分かりません。 名字が同じかどうかなんて、家族の関係性にさしたる影響は無いものと考えます。 私はおそらく選択的夫婦別姓法案が通ったとしても、しばらくは同姓を選ぶ夫婦が多いのではないかと思います。 同調圧力というか、変人扱いされたくないというか、そういうのが働いて、様子見になるのではないでしょうか。 それはそれで良いと思います。 選択できるということが重要です。 いずれは別姓が増えていくでしょうし。 我が家は夫婦別姓が成ったとしても、同居人は旧姓に戻すつもりは無いと言っています。 結婚するとき、免許...
仕事

禁断の珈琲

最近呑み過ぎの朝が多く、だるいので珈琲を飲みました。 前はよく飲んでいたのですが、昨年の7月くらいからメンタルの調子が悪く、ずうっと低空飛行を続けている感じで、そんな時珈琲を飲むと緊張や不安が増し、辛いので飲むのを止めていました。 しかし久しぶりに珈琲を飲むと頭がしゃっきりします。 しゃっきりするからこそ、緊張や不安が増すわけですが、今日に限っては大丈夫でした。  そういえば最近マスクをしなくなりました。 ちょっと前まではマスクをしないと下着を着けていないような違和感があったのですが、それも薄らいできました。 マスクにしろ珈琲にしろ、少しづつ正常化していければ嬉しいと思っています。
文学

働けど働けど

今日も今日とて愚かな仕事で一日を過ごしました。働けど働けど わが暮らし楽にならざり じっと手をみる有名な石川啄木の短歌です。これ、給料が上がらず、物価ばかりが上がっていく現代日本のサラリーマンの偽らざる心情ではないでしょうか。私は今年で就職して34年目を迎えます。就職してしばらくはバブルの残滓が残っていて、給料は着実に上がっていきましたが、いつの頃からか、給料の上り幅が千円単位になりました。東日本大震災の際には、国家公務員の給料は一律2%減になりました。仕事で自己実現を図るという奇特なひとならともかく、多くの人は給料をもらうためだけに働いています。建前では社会に貢献したいなんて言いますが、嘘では無いにしろ、労働の主たる動機でも無いでしょう。 34年も働いても、給料は微々たるものです。蓄えは少々ありますから、生活に困るということはありませんが、給料日には給与明細を見てはじっと手を見つめてしまいます。一握の砂・悲しき玩具/
スポンサーリンク