「偽文士日碌」などをごろごろと

文学

 長いと思っていた年末年始のお休みも今日で終わり。

 どんよりと曇って、底冷えがします。 

 リビングで、ホットカーペットをつけて横になり、猫のようにごろごろしながら筒井康隆「偽文士日碌」を読み進めています。
 

偽文士日碌 (角川書店単行本)
筒井 康隆
KADOKAWA / 角川書店

  不思議と、明日からの仕事を思って憂鬱になるということもありません。
 精神はいたって健康なようです。

 「偽文士日碌」は今日アマゾンから届いたものですが、帯を見てしまった、と思いました。
 筒井康隆のブログを書籍化したものだと書いてあるではありませんか。


 ブログならただで読めるものを。

http://shokenro.jp/shokenro/book-cover/ ⇒ 偽文士日碌です。

 しかし本になっていると読みやすいですから、よしとしましょう。


 流行作家はブログを書籍化しても金になるのだから羨ましいかぎりです。

 筒井康隆のひねくれた感じというか、ブラックな点がお気にりで、中学生の頃から愛読しています。

 しかしこの人、ご老体にも関わらずじつによく食っているようです。
 バイタリティのある人は大抵食欲旺盛ですね。
 私のごとき少食では力が出ないのでしょう。

 また、2008年11月の記事に、執筆中の「現代語裏辞典」なるものが宣伝されており、その一部が紹介されていて、じつに面白いですねぇ。

現代語裏辞典
筒井 康隆
文藝春秋

 

 、のページから、 

[無造作] ちんぴらの殺され方。
[無痛分娩] 一寸法師の母。 


 など、思わずにやりとしていまいます。

 これは買わねばなりますまい。

 今日は単なる日曜日。
 暗くなる前に近所のスーパーに一週間分の食料の買出しに行かなければなりません。
 寒いし億劫ですが。 


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