「悪魔の存在を証明した男」あるいは自業自得

映画

 風邪気味のためお昼で早退し、風邪薬を飲んで眠りました。
 ほんの2時間ほどでなんとなくすっきりし、DVDを借りてきました。

 「悪魔の存在を証明した男」です。

 なんだかあまりにも説明臭いというか、そのまんまのタイトルが白けますが、パッケージが怖ろしげで、興味をそそられました。

 妻を事故で失い、失意に沈む男。
 妻が占いに凝っていたことから、オカルト的なものを毛嫌いします。
 毛嫌いが昂じて、自らを実験台に世の中に悪魔を始めとする超常現象は存在しないのだと証明しようとします。

 様々な交霊術や悪魔の召喚を試みるうちに、本当に悪魔に憑かれ、とんでもないことになるというお話です。



 ストーリーは単純ながら、悪魔の不存在を証明しようとして、逆に存在を証明していまうという皮肉なお話。

 まぁ、自業自得ですな。

 ただし、様々な儀式の過程で幻覚剤や奇妙な麻薬を使っているので、中毒による精神疾患ともとれる重層的な作りになっています。

 名作とは言いがたいですが、それなりに見せ場があったりして、楽しめます。

 お暇な方で、単純に怖がりたい方にはよろしいようです。


悪魔の存在を証明した男 [DVD]
シェーン・ジョンソン,ジュリー・マックニヴン,エラ・アンダーソン,カーラ・ピフコ,カレン・ダグラス
インターフィルム

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