中国訪問中のヘーゲル米国防長官。
尖閣有事の際、わが国を防衛すると明言したところ、中国側は、「対日戦争も辞さない」、と言い放ったとか。
おそろしや。
ロシアのクリミア併合でも米国やEUはなんらの有効な手を打つことができませんでした。
今度は自分たちの番だとでも思っているのでしょうか。
しかし、クリミアと日本はまるで違います。
日本の軍隊は小規模ながら最新鋭の装備を持ち、世界一とも言われる練度を誇っています。
そのうえわが国の領土には数多くの米軍基地が存在しています。
広い国土を利用して侵略してきた軍から逃れ、奥へ奥へと隠れていき、侵略軍の補給路が断たれて疲れ切ったところを反転攻勢に出るというのがかの国の伝統的なやり方。
今のわが国は専守防衛を旨としているので、その戦略は通用せず、むしろわが国の島々を一つ一つ奪っていくという作戦でしか、対日戦は成立しえません。
中国はそのような戦い方をしたことがなく、空軍も海軍もその能力はありません。
10年後には分かりませんが、今はわが国を侵略する力を持っていないことは、おそらくかの国自身がよく分かっているものと思われます。
下手な発言を繰り返すと、もともと傲慢不遜、どんな相手にもびびらない日本人の本性が顕現してしまいますよ。