今朝の某新聞で、興味深い記事を読みました。
ドイツ在住の記者の手になるものですが、わが国とドイツは勤勉という意味で似ていると言われるが、根本的に異なる点がある、というのです。
わが国では、お客様の目線に立った、きめ細かなサービスを旨とし、いわばお客様は神様なわけですが、かの国ではそうではない、とのこと。
むしろお客様がサービスや商品を提供する労働者の労働に感謝して、物を購入したりサービスを受けたりするのだとか。
これはなかなか立派な考えのような気がします。
みながそういう考えを採れば、理不尽なクレーマーが生まれる余地は少なくなるのではないでしょうか。
労働とサービスについて深く考えさせられる、名コラムであると感心したところです。