どうする、カダフィ大佐

社会・政治

 久しぶりに震災関連以外の大きなニュースが飛び込んできました。
 
 英米仏などの国々によるリビア空爆。
 リビア体制側は対空砲などを失い、制空権を事実上保てなくなったようです。
 米国はこの作戦に及び腰だったようですが、植民地経営をしていた関係からか、フランスが強硬だったようですね。
 大統領選に向けて勇ましいことをやり、支持率を上げておきたかったのでは、という識者の意見を耳にしました。

 この空爆は安保理決議に基づくものであり、手続き上の瑕疵はありません。
 だからといって正しいわけではないでしょうけれど。

 これで近いうちにカダフィ大佐の政府が滅ぶのは避けられないでしょう。
 40年も独裁を続けたタフガイであり、世界を相手にテロを続けたかと思ったら大量破壊兵器の開発を断念することで米英と友好関係を築いたタヌキ親父でもあります。

 このまま勝ち目のない戦を続けて国際法廷に引きずり出され、処刑だか終身刑だかを食らうとも思えません。

 あっと驚く奇手に出るか、米英仏の靴を舐めるような真似をして命乞いをするか、しかるべき友好国へと亡命を図るか。

 当分リビア情勢から目が離せません。

 どうする、カダフィ大佐。

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