カダフィ大佐、どこにいるんでしょう。
反政府軍はもうカダフィ大佐の居住地区を占領したそうですが、地下には迷路のようなトンネルが掘ってあり、一部は地中海にまで達し、船で逃げることも可能だとか。
また、カダフィ一族の亡命を受け入れてもよい、と表明する国も出てきました。
もはや事態は大詰め。
ヒトラーはベルリンでの首都攻防戦のさなか、総統官邸地下壕で、第一次世界大戦の敗北を思い出しつつ、「今度こそ我々は、真夜中が来るまであきらめない」と頑張っていましたが、総統官邸に英国軍が西から、ソビエト軍が東から迫るなか、愛人のエヴァ・ブラウンと結婚し、ナチ高官とささやかなパーティを開いた後、新妻とともに自殺してしまいます。
カダフィ大佐の徹底抗戦の態度には、ヒトラーにも通じるものがあるように思います。カダフィ大佐です。
カダフィの娘と三男の邸宅ももうはや落ちたそうです。娘の自宅です。ベンチにあしらわれた人魚の顔は、娘の顔を象っているそうです。
悪趣味なソファですね。
自動小銃をかかえて寝そべっている反政府軍兵士の無邪気な笑顔が、今次反乱の性格を物語っています。三男の邸宅です。荒れ放題ですね。
カダフィ大佐側の傭兵の指揮官によると、カダフィ大佐は酒と女とドラッグにおぼれ、邸宅内で特に理由もなく面白半分に人を撃ち殺したり、ロシアン・ルーレットをやらせたりして喜んでいたそうです。
怖ろしいですねぇ。
驕れる者は久しからず、盛者必衰という「平家物語」の文句を地で行っているような人ですねぇ。
いずれにせよ、早く逮捕してほしいものです。
恐らく語らないでしょうが、彼が真実を語れば、それは驚愕すべき国家犯罪で満ちていることでしょう。
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