はたらく細胞

映画


 コロナウィルス感染により、5日間の出勤停止を言い渡されてから5日目。
 体調はすこぶる良いですが、人に移してはいけないので、言いつけどおり家で大人しくしています。
 で、ネットフリックスで映画を観ました。
 「はたらく細胞」です。









 わりと最近上映され、評判になった映画がもう観られるとは有り難いことです。

 白血病に罹患した女子高生。
 彼女の体の中で起きている事象について、細胞を擬人化して描いた物語です。
 軽いコメディを期待したのですが、結構重い内容になっていました。
 酸素を運ぶ赤血球、外敵を駆逐する白血球。
 白血球が異常化したがん細胞。
 それらが互いのメンツをかけて闘います。
 18歳の少女に抗がん剤を投入すると、細胞の世界にミサイル攻撃が行われ、正常な細胞もろともがん細胞を殺したり、細胞すべてをいったん死滅させる治療では世界の終わりのような世界が繰り広げられたり、思ったより残酷な内容になっています。
 最後はハッピーエンドと思いきや、新たにスギ花粉が投入されて花粉症を発症して終了となります。
 白血病と花粉症では全く異なるので、ホラー映画に観られるようなエンディングとは違います。
 細胞一個一個が個性を持った人間として描かれている点が秀逸です。