中国の艦船がベトナムの漁船に体当たりしたそうですね。
それだけなら、またか、という程度ですが、今回はベトナムの漁船が沈没してしまうという惨事に発展してしまいました。
幸い、死人は出ていないようですが、船が沈むほどの強い体当たりとは一体何事でしょう。
中国はベトナムと事を構えるつもりなのでしょうか。
ベトナムは太平洋戦争終結後、宗主国であるフランスと7年間も独立のための戦争を継続し、独立を果たした後はベトナム戦争で大国、アメリカを相手に徹底したゲリラ戦を仕掛け、ついには米軍を追い出してしまいました。
フランスといい、米国といい、当時のベトナムから見れば強大な軍事大国であったはずです。
それを追い出す根性と能力を、ベトナム人は持っているわけです。
中国だって、過去何度もベトナムと小競り合いを繰り返し、この国が一筋縄ではいかないということくらい、重々承知しているでしょうに。
東南アジアの人々の中でも、ベトナム人は精悍な面構えの人が多く、勤勉な国民性であると言われます。
小なりといえど、蜂のようにするどい針を持っています。
あんまり馬鹿にすると、ベトナムがブチ切れますよ。