インビテーション

映画

 今日も暑かったですねぇ。
 午前中は床屋と買出し。

 午後はエアコンの効いたリビングでDVDを鑑賞しました。

 「インビテーション」です。

 




 息子の事故死がきっかけで離婚した夫婦。
 ところが2年後、突然元妻から元旦那とその恋人あてにパーティーの招待状が届きます。
 気が乗らないまま出かける元旦那とその恋人。

 パーティーには、2年前まで仲良くしていた仲間10人ちかくが招待されています。

 元妻には新しい旦那がいて、この二人、変にハイテンションです。
 そこに夫婦と同居しているという若い女と、友人だという禿げで体格のいいおっさんが加わり、パーティー開始。

 しかし、元妻の新しい旦那が外に出るためのドアと言うドアに内側から鍵をかけたり、大量の鎮静剤が見つかったりで、元旦那は違和感を抱きます。

 やがて、元妻と新しい旦那、それに奇妙な同居人の女と禿げのおっさんがカルト宗教に入信し、救われたことを告白。

 挙句の果てには、カルト宗教の宣伝ビデオを見せたりして、一同ドン引き。
 盛り上がっているのは、カルト宗教の信者である4人だけです。

 ここから先、ネタバレです。

 ディナーの後に食後酒が振舞われるのですが、元旦那が何かがおかしいと思い、食後酒を飲むなとぶち切れ。
 しかし参加者の一人は飲んだ後で、泡を吹いて死んでしまいます。

 美しくみんなで旅立つはずだったのに、と同居人の女がぶち切れて元旦那に襲い掛かりますが、元旦那に突き飛ばされ、暖炉の角に頭をぶつけて死亡。

 それを見た新しい旦那と禿げのオッサン、銃で参加者を皆殺しにしようとし、多くが撃ち殺されますが、元旦那と恋人、それと参加者の男一人が必死に抵抗し、新しい旦那と禿げのオッサンを返り討ちにし、めでたしめでたしと思いきや、意外な事実が。

 外に出てみると、町中から銃声やら悲鳴やらが聞こえるのです。
 カルト教団は、その日を集団自殺の日に定めていたことが分かります。

 パッケージには予想外の結末、とありましたが、かなり早い段階でカルトによる殺人が起こるのだろうと予測でき、そのとおりになります。

 意外だったのは、町中で同じようなことが行われていたこと。

 前半は退屈で、後半は予測できるのですが、なぜか心に残りました。
 息子を失い、カルトにすがり、結局集団自殺でしか心の平穏を保てなかった元妻が哀れでなりません。

 

インビテーション [DVD]
ローガン・マーシャル=グリーン,タミー・ブランチャード,エマヤツィ・コーリナルディ,ミキール・ハースマン
アメイジングD.C.

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