昨夜は古典的な作りこみの美しいホラー映画を観ました。
「ウルフマン」です。
毎度おなじみの狼男の映画ですが、19世紀の英国を舞台に、狼男の恐怖、狼男になってしまった男の悲哀、狼男と美女との悲恋、ロンドン警視庁との対決、美しい映像で描き出される化け物の悲劇は、まさにこれぞ、ゴシック・ロマンといった雰囲気で、私はその耽美的な映像に酔いしれました。
ストーリーは分かり切っていますので、安心して見られます。
狼男の父親もじつは狼男で、数十年間、満月の夜には執事によって監禁され、どうにか人間として生きてきたとか。
しかし、彼は欲望を抑えるのではなく、解放すべきだと考えて、ついに数十年ぶりに満月の夜、蛮行を犯します。
それがきっかけで長男がロンドンから帰ってくるのですが、長男も狼男に襲われ、狼男になってしまいます。
長男は蛮行を繰り返しながらも、父を銀の弾丸で射殺し、自らも銀の弾丸で自殺する覚悟で、父との対決に挑むのです。
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