昨夜は和製悪魔祓いの映画「エクソシスト祓魔師」を観ました。
安っぽい映像とへたくそな演技が恐怖を盛り上げましたねぇ。
ある女性を彼女にしたくて、メフィストと契約した大学生。
しかしその後、メフィストは彼女に取りついてしまいます。
精神病院を転々としながらも、症状は悪化。
母親は日本キリスト教団に頼ります。
しかし、司祭はメフィストの魔力に敗れて死亡。
司祭の遺言によって、今はもう司祭を辞めているある男に頼ります。
この男がなかなか素晴らしい。
いくらメフィストが憑いているとはいえ、二十歳の女性を殴るは、縛るは、暴行としか思えません。
じつは彼には無敵である秘密がありました。
メフィストを倒すために、サタンこと堕天使ルシファーと契約を結んでいたのです。
メフィストはゲーテの「ファウスト」によって有名になった悪魔ですね。
意味は異臭を好む者、だとか。
ファウストはメフィストと契約にしたことで、魔道に落ちていきます。
それにしてもメフィストを倒すためにルシファーと契約するとは、日本人ならではの、糞味噌いっしょみたいなアイディアですね。
日本神話でいえば、素戔嗚尊を倒すために天照大神と契約するようなものでしょうか。
卷族の力を借りるとは卑怯な手ですねぇ。
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