エクリプス

映画



  昨夜はスペインのホラーを鑑賞しました。
 「エクリプス」です。

 フランスのホラーは残酷描写がきつすぎ、英国のホラーは幽霊ばっかり。
 そこへいくとスペインのホラーはバランスが取れているような気がします。


エクリプス [DVD]
フェルナンド・ナバーロ,エンリケ・ロペス・ラビニュ
アルバトロス




 15歳のベロニカは幼い弟と妹の面倒をみるのに忙しい日々を送っています。
 父親は亡くなり、母親は仕事で忙しく、友達と遊ぶ暇もありません。
 日食の日、友人2人と交霊術を行い、父親と話をしようとします。
 ところが日食が起きた瞬間、交霊術のための板が割れてしまいます。

 それ以来、奇妙なことが起こります。

 物語は、交霊術から三日後に起こる悲劇までの短い日々を、丹念につづることによって進みます。

 おかしくなっていくベロニカ。
 ベロニカに近寄る闇の者。

 盲目の修道女だけが、その真実を知っているようです。

 派手さはないながら、堅実な映像で、好感が持てます。

 なんでもスペイン警察が初めて認めた、説明のつかない事件=超常現象、なんだそうです。
 実話ってことですかね。

 そうだとするとかなり怖いです。
 ただ、恐怖をあおるためには、最初に、これは実話を基にした物語である、と言っておいたほうが良いような気がします。


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