主に西アフリカで、エボラ出血熱が猛威をふるっています。
今のところ有効な治療法がなく、致死率は7割とも8割とも言われています。
怖ろしいですねぇ。
かつて、中世ヨーロッパではペストが大流行し、人口の三分の一が亡くなったとも伝えられます。
わが国でも、スペイン風邪やら赤痢やら、怖ろしい伝染病に見舞われました。
伝染するということが、患者への差別を生み、より強い憎しみを病気や病人に抱かせるような気がします。
エボラ出血熱、これからどれほど感染が拡大するか分かりませんが、効きそうな薬が見つかったという話も聞きます。
これがどれほど効くのか、また、量産は可能か、価格は安価か、様々な問題があります。
かつて、エドガー・アラン・ポオは、「赤死病の仮面」という小説を残し、映画化もされました。
これは、黒死病といわれたペストをモチーフにした幻想譚です。
![]() | ポオ小説全集 3 (創元推理文庫 522-3) |
田中 西二郎 | |
東京創元社 |
![]() | 赤死病の仮面 [DVD] |
ロジャー・コーマン,エドガー・アラン・ポォ,チャールズ・ボーモント,R・ライト・キャンベル | |
エスピーオー |
ことほどさように伝染病は人々から怖れられ、今も恐怖の対象になっているのですね。
現代の日本では、大量の死者が出るような伝染病はなりを潜めていますが、いつまた、猛威をふるうかわかりません。
なにはともあれ、公衆衛生ということを肝に銘じる必要がありそうです。
にほんブログ村
人気ブログランキングへ