このところ非常に暑い日が続いています。
オリンピックの野外競技の選手たちはたまっものではないでしょうね。
そういえば、毎年この時期になると、天気予報などで、運動は控えてください、なんてしゅっちゅう言っていますが、今年は聞いたことがありません。
オリンピックが開催されているせいでしょうか。
今大会ではわが国はたくさんのメダルを勝ち取り、誠にめでたいかぎりです。
銅メダルを取って満面の笑みを浮かべて喜ぶ人、銀メダルを取ってなお、悔し涙をこぼす人、それぞれです。
自分の実力や過去の実績、周囲の期待などが、メダルの色に対する満足感に差を持たせるのでしょうね。
厳しい世界です。
私は幼い頃から運動が苦手で、だから当然嫌いでしたが、小学生高学年くらいから、観戦することは好きになりました。
相撲とか野球とかです。
非常に厳しい練習に耐え、世界一を目指して戦うオリンピックならなおさらです。
しかし悲しい哉、私の記憶にあるオリンピックは、1984年のロサンゼルスから。
1980年のモスクワは、米国をはじめとする自由主義諸国がボイコットし、わが国もそれに追随しました。
東西冷戦が激しい頃で、ロサンゼルスは逆に共産主義国がボイコットしています。
1980年なら、私は11歳なので、記憶に残ったと思われます。
しかし1976年のモントリオールは7歳で、オリンピックがどういうものかも知らず、観戦することすら無かったでしょう。
モスクワオリンピックをボイコットする際、柔道の山下選手ら大勢の選手が、参加するよう涙の訴えをしている姿だけが、モスクワの思い出として残っています。
以前に比べ、オリンピック競技の種目は大幅に増えました。
今大会からオリンピック種目となった空手もその一つ。
この競技、組手と呼ばれる試合形式のものは想像しやすいのですが、型と呼ばれる、独り空手みたいなものはなんとなく分かりにくく感じます。
採点競技だとか。
とにかく一回観てみないとわかりませんね。
面白いのか、つまらないのかなんて。
今回のオリンピック、選手村で集団感染が起きるのではないか、あるいは熱中症で倒れる選手が出るのではないかと心配というか、それはほとんど必至だと思っていましたが、今のところは大丈夫なようです。
案ずるより産むが安し、ということでしょうか。