昨夜はどこか懐かしい感じが漂うB級モンスター・ホラー「ケイブ・フィアー」を観ました。
最愛の妻を登山事故で亡くし、自らも重傷を負い、車椅子生活となった元登山家。
彼はリハビリのため、看護士と二人で山の中の別荘にやってきます。
ここには昔から、雪男というか、イエティというか、ビッグ・フッドというか、巨大な霊長類が出没するという噂が耐えません。 イエティ想像図です。
ビッグ・フット想像図です。
雪男の顔です。
気晴らしに窓から景色を眺めていた元登山家、となりの山荘に来ていた若い女性4人組の一人が、4メートル近い身長がある毛むくじゃらの怪物に襲われるところを目撃してしまいます。
看護士に話しても取り合ってもらえず、警察にメールを送っても「悪質なメールは実刑に処されます」という返事が返ってくるのみ。
仕方なく一人隣の山荘を窓から注視していると、怪物が再び現われ、次々に女たちを襲います。
一人だけ、命からがら隣の登山家の山荘に逃げ込みますが、怪物はそこも襲います。
元登山家の話が本当だったと知った看護士は斧で怪物の背中を突き刺しますが、その程度では死にません。
逆に看護士は顔を食われ、顔無しになってしまいます。
ここは笑うところです。
メールを気にしてパトロールに来た警官によって元登山家と女はたすかりますが、山狩りを始めた警官たちは、無数の怪物に囲まれて、というところで終ります。
効果音もストーリーも昔風で、ひねりがありません。
現在作られているような過激なホラーにはない、上品さがあって、作り物めいた感じに好感が持てます。
ホラーというよりおとぎ話と言う感じで、私は楽しめました。
震え上がるような怖ろしいホラーや、あっと驚く結末を期待する向きにはお勧めできません。
でもたまには品格漂うB級 ホラーというのも良いんじゃないでしょうか。
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