昨夜、衝撃のサスペンス・ホラー「ケース39」をDVDで観ました。
38件の案件を抱えるレニー・ゼルヴィガー演じるソーシャル・ワーカーが、39件目の案件を上司に押し付けられます。
児童虐待が強く疑われる少女を引き取ることにしたソーシャル・ワーカー。
少女と一緒に暮らし始めてから間もなく、少女の異常なまでの心理洞察力に気付き、やがて怖ろしい事件が起こります。
レニー・ゼルヴィガーというと、「ブリジッド・ジョーンズの日記」の印象が強すぎ、今回のようなシリアスな物語には適さないのではないか、とも思いましたが、観ているうちに、違和感はなくなりました。
少女に同情的で、少女の両親に不信感を抱いていたソーシャル・ワーカーが、ほどなくして精神病院に入院中の両親にアドヴァイスを求めに行くシーンは印象的です。
少女を演じた子役が、子供らしい邪悪さをうまく演じていました。
邪悪な子供というと、「オーメン」シリーズや「エスター」を思い浮かべます。
それらに比べて本作は謎解きの部分は弱いですが、より衝撃的な内容になっています。
満足いく出来栄えでした。
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