ジム・キャリー主演のコメディ「ケーブル・ガイ」を観ました。
作りはコメディですが、ストーリーは心理サスペンスですね。
同棲中の彼女との関係性が悪化してアパートを借り、独り暮らしをすることになったスティーブン。
ケーブル・テレビの工事にやってきたジム・キャリー演じるケーブル・ガイと友人になったことから、珍騒動に巻き込まれます。
ケーブル・ガイの異様なハイ・テンションは観ていて疲れるほどです。
やがてケーブル・ガイが幼い頃、テレビだけを与えられて、親や家族の愛情を受けずに育ったことが判明します。
そのため、ケーブル・ガイは人の愛情を求めてストレートで狂気じみた行動に出るのです。
ケーブル・ガイがスティーブンに対して、ストーカー行為に出るに及んで、この映画は暗転します。
ハリウッド映画らしい、明るく陽気な衣装をまとった暗いお話しです。
それにしてもジム・キャリーの演技、毎度のことながらオーヴァーアクション過ぎます。
あれでは感情移入できません。
ただ、コメディタッチの心理サスペンスというのは、斬新で、驚きました。
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ジム・キャリー,マシュー・ブロデリック,ジョージ・シーガル,ダイアン・ベイカー,レスリー・マン | |
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