小林よしのりの「ゴーマニズム宣言SPECIAL 国防論」を読みました。
前半は延々と被災地取材の様子が描かれます。
そこで、自衛隊はいかに復旧復興作業に真剣に取り組んだか、自衛隊賛歌がこれでもかと続き、途中、とばし読みしました。
後半は現在の自衛隊で働く現役自衛官への取材や現在日本が置かれた国防上の問題点など。
新聞などで知る範囲を超えてはいませんので、やや退屈です。
その中で、陸上自衛隊の某将校が、自衛隊には勝つか負けるかしかなく、2位とか3位とか言うのは存在せず、負けたけどよく頑張った、という評価も存在しない、と言う場面があって、たいへん頼もしく感じました。
国防は国家が行うべき最も重要な仕事。
こればっかりは、民間企業や地方自治体ではできません。
このマンガは同じ作者の「戦争論」や「台湾論」に比較して、情緒的に過ぎ、退屈ですが、現在の日本を知る上では参考になると思います。
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