小学生や中学生の女子を性の対象とする男たちをロリコンと呼びますね。
小学生や中学生の男子を性の対象とする女や男は、ショタコンと呼ぶそうです。
なんでも鉄人28号の正太郎少年から来ている言葉で、正太郎コンプレックスの略だとか。
ロリコンはほとんどが男ですが、ショタコンは男女入り混じっているから厄介です。
以前米国で、30過ぎの女教師が13歳の教え子と関係を持ち、児童虐待で有罪判決を受けながら、教え子の成人を待って結婚した、というニュースがありましたね。
本当のショタコンならかつての愛人であっても、成人男性には興味を持たないはずなので、ショタコンの気はあったにせよ、年の離れた恋愛だったとしか言い様がないでしょう。
先ごろ、32歳男性の柔道の先生が男児虐待で逮捕されました。
二人の男子中学生を性欲の対象とし、たびたび関係を持っていたそうです。
しかし警察の調べに対し、被害者であるはずの男子中学生は、被疑者のことを、優しくて楽しい人で、好きだった、と述べているそうです。
これなどは、わが国に古来からある伝統的な陰間遊びの類で、昔であれば先生もお好きですなぁ、の一言で済んでいた話。
世知辛い世の中ですねぇ。
ランボーとヴェルレーヌの関係や、三島由紀夫と森田必勝、オスカー・ワイルドとダグラス卿、男娼だったジャン・ジュネ、世に男色好きの文学者は数え切れず。
稲垣足穂などは、「少年愛の美学」で、少年の肛門は宇宙に繋がっている、なんてぶっ飛んだ事を書いていて、素敵でした。オスカー・ワイルドです。
わが国の法律が18歳未満の者を性欲がなく、被害にあうだけだと仮定しているのは、ずいぶん子どもっぽい考え方ですねぇ。
12,3歳頃が性の目覚めと考えるなら、もう少し大らかに考えるべきでしょう。
とくに中学生の男の子と合意のもとに関係を持つなんて、異性愛でも同性愛でも、世界中で行われている、大人と少年の恋愛に過ぎないと思いますがねぇ。
![]() | 少年愛の美学―稲垣足穂コレクション〈5〉 (ちくま文庫) |
萩原 幸子 | |
筑摩書房 |
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