スケルトン・キー

映画

 劇場未公開ながら、好事家の間で評判の良い「スケルトン・キー」を鑑賞しました。

 アメリカ南部の田舎の一軒家。
 ここに脳梗塞で体の自由を失い、言葉を発することもできなくなった老人とその妻が暮らしています。
 夫の介護に疲れた妻は、住み込みの介護者を募集します。
 これに応じたホスピスで働いていた女が、次第に家と女主人に疑惑の目を向け、家の中を探検します。
 女は女主人にスケルトン・キーというどこの部屋の鍵も開けられるマスター・キーを貰っていて、13ある部屋を次々に調べますが、一つだけ、スケルトン・キーでは開けられない部屋があります。
 そしてなぜか、家中の鏡がすべて外されています。
 やがて女は、100年も前に家を建てた富豪に仕えていた黒人夫婦の召使が、呪術師として地元で有名だったことを知り、呪術に興味を覚え、現代の呪術師のもとを訪れ、呪術を教わりますが、これが悲劇の元になってしまいます。
 そして、あっと驚くラスト。
 
 ホラーやサスペンスは相当数観ていますが、これは久しぶりに本当に驚きました。
 地味ですがよくできたホラーです。
 ただ、サスペンス仕立てに作られていて、ちょっと中途半端な感じはしましたね。
 観て損はない佳品だと思います。

スケルトン・キー [DVD]
アーレン・クルーガー
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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