日本の男性、特に若い男性にセックスを忌避する傾向が強まっているそうです。
その原因の一つに、アダルト・ヴィデオの隆盛があるとか。
日本のアダルト・ヴィデオは世界一とも言われる高品質ですが、その内容は男女のコミュニケーションを描くというよりも、男の妄想を映像化したもの。
彼女ができても、AV女優のような反応を見せないとか、AV女優のようなプレイに応じないという理由で、性的不一致に陥り、分かれてしまうカップルも多いやに聞き及びます。
はなはだしきに至っては、映像の裸体に見慣れ、生身の裸体を忌避し、性嫌悪症という症状を示すこともあるそうです。
欧米では、AVは独身で彼女がいない寂しい男が観るもので、彼女ができれば彼女とどういうプレイを楽しむかとことん話し合い、実践するため、AVがつまらなくなって観なくなるそうです。
一方わが国の男は彼女ができても結婚しても、それはそれということで、AV鑑賞を続ける者が多く、それがパートナーとの不和を生むこともあるとか。
日本でセックスレスが進行していることは何年も前から指摘されていますが、これをAVの興隆にからめて言及したのは、私が先日読んだコラムが初めてです。
日本男性のオスとしての能力が落ちてきているんでしょうかねぇ。
私も昔はよくAVを観ました。
でもあれ、基本的には同じようなことばかりなので、飽きちゃうんですよねぇ。
AVを観ても観なくても、精神障害に罹ってから、私のオスとしての能力は風前の灯火です。
それはそれで余計な煩悩が一つ減って、良いんですけどねぇ。