こんな雨降りの日曜日は、なんともだるいものです。
一日リビングで昼寝していました。
体をたっぷり休めたわりに、変に体が重いのは、人間の体の不思議ですねぇ。
ひたすらダラダラ過ごしてしまいました。
金曜日休暇を取ったため、三連休でしたが、もう新しい一週間が始まってしまうのですね。
月曜日の朝、必ず、5日間通いきるのは無理だろうと絶望的な気持ちに襲われます。
なんとか木曜日まで通って、あと1日と思うと、どうやら5日間通えそうだと、わずかな希望を感じます。
来週がそんな一週間になることを願ってやみません。
会議があったりイベントがあったりして、休むわけにはいかない、という週はわりときちんと通えますが、暇な週は一週間がとてつもなく長く感じられ、途中、休んでしまうことがたびたびあります。
怠け者の私でも、忙しいほうが出勤できるとは不思議です。
トルコでは若者たちのデモが続き、シリアでは泥沼の内戦が収まる気配を見せず、自国民同士が殺し合いを演じています。
また、アフリカ諸国などでは、栄養状態や衛生状態が悪く、平均寿命がわずか40歳の国もあると聞きます。
誠に痛ましいことですが、そんな砂の国や灼熱の国の想像を絶する苦悩よりも、私はたった一人の家族はおろか、おのれの魂一つ救えない愚か者です。
新聞を広げてはため息をつき、ニュースを見ては憤りを感じながら、じつはおのれ1人の魂の安らぎだけを求めて、43年間も生きてしまいました。
40歳が平均寿命の国では、もはや老人ですね。
しかし私は、髪は黒々ふさふさで、皺もなく、中年太りもこの一年ばかりで解消してしまい、まるで苦労知らずのお坊ちゃんのようになってしまいました。
一つ年上の同居人は、髪を黒く染めているから分かりませんが、じつはすっかり白髪まじり。
私よりも苦労が外見に出てしまったようです。
わがままな私のせいかもしれませんが。
このままダラダラ生きていくより他、将来への展望が開けません。
時が満ちるのを待って、道を求める世界へ、たった独り、旅立っていきたいものです。
もっとも、まともな暮らしを失うことを怖れて、今はくだらぬ仕事に精を出すことしかできません。
わずかばかりの勇気があれば、と、心中は千々に乱れるばかりです。