ダークルーム

映画

 今日は土日に高知へ出張したため、その振替休日。

 朝一番で視野検査に眼科へ行ってきました。
 私は10年ほど前、疲れ目で眼科に行ったところ、緑内障の初期症状と言われ、以来、半年に一度視野検査を受けています。
 幸い、10年経っても症状は進行しておらず、薬は出ていません。
 毎回、半年後にまた視野検査を受けてください、と言われるだけです。
 今回もそうでした。

 帰りにレンタル店に寄り、DVDを借りました。

 「ダークルーム」です。

 

 これは残念ながら凡作でした。
 犯罪を犯した少女が更生施設を出ると、モデルの仕事を更生施設の職員から紹介され、行ってみるとお城のような豪邸に監禁され、乱暴されて殺されてしまうのですが、ある少女が超人的な活躍で殺人兄弟3人を殺害して脱出するというお話です。

 兄弟は狂信的なキリスト教原理主義の母親に育てられ、自らも狂信的なキリスト教原理主義者となって、犯罪を犯した少女たちを、清めると称して殺害し続けていたというわけです。

 ストーリーも平凡だし緊迫感も感じられず、正直、退屈でした。

 たくさんこの手の映画を観ていると、なかなか大当たりというわけにはいかず、むしろ凡作にあたることが多いものです。

 小説家の倉橋由美子が、「砂粒のような凡作の山があってこそ、時の審判によって砂のように風に流されない鋼のような名作が残るのであって、砂粒のような凡作の山が鋼のような名作を下支えしている」という意味のことを述べています。

 そう思うと、凡作は名作を生むための必需品なのかもしれません。

ダークルーム [DVD]
ケイリー・デファー,エリザベス・ローム,クリスチャン・キャンベル,トビアス・シーガル,スティーブ・スタヌリス
アメイジングD.C.

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