テロ

社会・政治

 ロシアの空港でテロ事件がありましたね。
 9.11以来、少々のテロ事件では驚かなくなってしまいました。
 イラクやアフガニスタンでも頻発しているとか。
 冷戦が終わって20年。
 世界は平和に向かうのかと思いきや、民族紛争に宗教対立、それに大規模なテロ。
 国家間の戦争とは違い、誰が敵だかわからない、という状況のなか、世界は困惑しています。
 多くはイスラム過激派によるものですが、本当に思想的に過激なテロリストもいれば、生きるために、職業としてテロリストになった者もいるでしょう。
 世界はテロとの戦いを合言葉に、掃討作戦をやったり、空爆をしてみたり。
 その結果テロリストとは何の関係もない一般市民が多数犠牲になっています。
 なんとかしなければ、とは思うものの、どうしてよいかわからない、有効な策がない、というのがどの国でも共通した認識でしょう。

 テロは究極のゲリラ戦。
 米国がベトナムで勝てなかったのも、ベトコンが徹底したゲリラ戦にでたからでしょう。
 話し合いをするにしても、戦うにしても、相手が幻のように現れては消えるわけですから、どうにもなりません。
 結局手荷物検査や身体検査を徹底するくらいしか手はありません。
 いかにももやもやします。

 イスラム教は開祖、ムハンマドが自ら軍を率いて教勢拡大のために戦争を繰り返した稀有な宗教。
 そのたましいは、今なおイスラム教徒に受け継がれているようです。
 何を信じようと個人の自由ですが、武力で攻撃するのは勘弁してもらいたいものです。

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